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【神河町】新緑眩しい五月。播州犬寺 金楽山法楽寺にぶらり

五月晴れの播州犬寺として知られる法楽寺へ(兵庫県神崎郡神河町中村)。

紅葉の名所としても知られる法楽寺ですが、5月現在、紅葉の葉が青々とし、夏には夏の、秋には秋の景色を楽しめます。

播州犬寺 法楽寺

場所

〒679-2413 兵庫県神崎郡神河町中村1048 (MAP)

 

WEBでの検索でもしっかり「犬寺」の表記。犬がたくさんいるのかなー、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。なんにせよ「犬」に関わり深いお寺であることは間違いないはず。

犬寺と呼ばれる理由

大化年間、現在の兵庫県神崎郡神河町に枚夫長者という豪族がいた。彼には子供がいなかったが、二匹の愛犬を我が子のようにかわいがっていた。

そのころ都で戦が起こり、枚夫長者もその戦に従軍することになった。

その留守中家来と枚夫長者の妻が不倫関係となり、やがて帰ってきた枚夫長者を狩りに誘い出し殺そうとした。その危ないところを助けたのが、二匹の愛犬たちだった。

大変感激した枚夫長者は愛犬の死後、私財をなげうって伽藍を建立した。

以後、三度野火が迫るも千手観世音菩薩の霊験か、伽藍には被害がなかったという。そのことが、桓武天皇のお耳に達し当山を「官寺」とした。

それが現在の金楽山法楽寺、通称「播州犬寺」である。(法楽寺HP 縁起より

境内散策

すぐ近くには神崎体育センターや神崎保育園などの施設も。ふもとに流れる越智川に「ほうらくじばし」がかかっておりこの日はBBQを楽しまれているご家族連れもいらっしゃいました。

仁王門

  • 神河町指定文化財
  • 天正年間再建とされる
  • 阿形、吽形金剛力士像

本堂へは仁王門(山門)より約250段の石段が。実際に数えてみたのですが木のものも数えると300段近いかも。手すりもありますがちょっと登るのは大変です。(※別途普通車で本堂まで行くことができる道あり)

階段を上りきると。


本堂(観音堂)

  • 兵庫県指定文化財
  • 享保14年(1729)建立
  • 正面五間、奥行五間 宝形造

開山堂

  • 神河町指定文化財
  • 創建年不明
  • 開山法道仙人、枚夫長者像が祀られる

春日社

  • 兵庫県指定文化財
  • 17世紀中期建立 覆屋入
  • 三間社隅木入春日造 柿葺

県指定文化財の本堂、春日社、町指定文化財の梵鐘、山門、庫裡、鐘楼、開山堂、神馬図絵馬など多くの文化財があります。

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いいものタウン 編集部

兵庫県まんなか神崎郡エリアを中心に近郊エリアのローカルトピック発信中。自治体、企業のリリースの取材記事、地域の謎スポット調査から体験レポートなどを発信します。

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