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神河町初の国指定重要文化財が誕生。七寳寺の鏡が歴史的価値を認められる

神河町役場
地域
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令和8年3月26日に開催された文化審議会において、七寳寺が所蔵する鏡「線刻阿弥陀浄土図鏡像(せんこくあみだじょうどずきょうぞう)」が、国の重要文化財(美術工芸品)に指定するよう文部科学大臣へ答申されました。神河町では初めての国指定文化財になります。実物は、今後京都で開催される特別展で公開される予定。

線刻阿弥陀浄土図鏡像について

指定名称 線刻阿弥陀浄土図鏡像  員数 1面
所有者 宗教法人 七寳寺
時代 平安時代

「線刻阿弥陀浄土図鏡像」は、伯牙弾琴八花鏡(はくがだんきんはっかきょう)(※)の鏡面に、阿弥陀浄土図を表した鏡像です。

鏡そのものは、奈良時代から平安時代前期に製作されたと考えられる仿製鏡(ほうせいきょう)(※)です。鏡面の線刻は平安時代後期に施されたものと考えられ、阿弥陀浄土図を表す鏡像は他に例が見られません。

小さなくさび形の点を連ねて線を表す蹴彫り(けりぼり)の技法によって図様を表し、直径約15㎝のごく小さな円相の中に、楼閣(ろうかく)や諸菩薩(しょぼさつ)など浄土のさまを配置しています。

反対側の周縁付近には、「阿、弥、陀」の文字を線刻しています。

既に国指定となっている同時期の鏡像と比べても作行きが特に優れています。

我が国の平安時代後期の鏡像の中でも極めて貴重な作例であることから、新たに国の重要文化財として指定されました。

※伯牙弾琴八花鏡…鏡の裏面に琴の名手である伯牙という人物が琴を弾くさまを表現し、輪郭が8枚の花びらのような形状になった鏡。
※仿製鏡…中国の鏡をもとにして日本で作られた鏡。この鏡は唐の時代の鏡がもとになっている。

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