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【食の新たな生活様式】農林水産省が「ニッポンフードシフト」をスタート。HPもシフト

ニッポンフードシフト
知る

TOKYO2020オリンピックが7月23日に開幕。メダルラッシュに沸く中で増える新型コロナ陽性者。

延期になっている「Go To イート」キャンペーンですが、大元の農林水産省のHPを見に行ったところ、なんだか様変わり。先の財務省もでしたが2021年ホームページがリニューアルされた官公庁は多いのでしょうか。

そして注目情報に「「ニッポンフードシフト」始めました」の文字。

なにやら聞きなじみのないワードですが、単語だけから推測すると「日本の食」を切り替え、変革する、といった意味なのでしょうか。

ニッポンフードシフト
nippon-food-shift.maff.go.jp

公式サイトは2021年7月20日にオープン。

「ニッポンフードシフト」とは

従来のフード・アクション・ニッポン(FAN)の取組を拡大・発展し、食と農のつながりの深化に着目した官民協働の新たな国民運動。

食について新たな生活様式を模索する今、これからの日本の、自分たちの食を確かなものとしていくためには、消費者と生産者が一体となって自分たちの課題と捉え、行動変容に繋げていくことが重要、と農林水産省。

消費者、生産者、食品関連事業者、日本の「食」を支えるあらゆる人々と行政が一体となって、良いところは伸ばし、変えるべきことを変え、新しいことにもチャレンジしていくことが「ニッポンフードシフト」なのだそう。

うさ
うさ
まだいまいちピンとこない?

「ニッポンフードシフト」具体的な事例

公式ホームページ上ではいくつか事例が挙げられているので、そこからもう少しイメージを膨らませて見ましょう。

ヨコスカアグリファミリー

横須賀の農業を若者が憧れるかっこいい職業にしたい、野菜を通じて地元をもっと愛してほしいという思いで、農業や食に携わる3人が立ち上げた農業生産法人「ヨコスカアグリファミリー」。地元の人が誇れるユニークな野菜を作り、農業を新しい形のビジネスとして成り立たせようと活動している事例。

おぶぶ茶苑

宇治茶の名産地、京都府和束(わづか)町「おぶぶ茶苑」。一般には流通しないブレンドをせず畑で採れたままの「荒茶(あらちゃ)」問屋を通さずに直接販売。茶畑オーナー制度を採用し、持続可能な経営・農業のやり方を模索。

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DON DON DONKI

シンガポールのDON DON DONKIはパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)が展開する海外店舗。

「日本の品質や食文化」。その魅力を伝えるために、ユニークなルートを開発しながら日本の「食」の海外展開。

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食料・農業・農村基本計画

2020年3月の閣議決定の「食料・農業・農村基本計画」に盛り込まれた、消費者と生産者の距離を近づけ、国産農産物を積極的に選ぶ行動変革を目的とするのが「ニッポンフードシフト」。

裏を返せば国産農産物が積極的に選ばれていない現状に対して、選ぶ(購入)するためにはどうのようにすれば良いのか国全体で考えましょう、ということのよう。

先に従来のフード・アクション・ニッポン(FAN)の取組を拡大・発展したものが「ニッポンフードシフト」ということだったのでフード・アクション・ニッポン(FAN)についても調べてみましょう。

フード・アクション・ニッポン(FAN)

公式ホームページによると「日本の食を次の世代に残し、創るために、民間企業・団体・行政等が一体となって推進する、国産農林水産物の消費拡大の取り組み」ということで、ニッポンフードシフトとの違いは文字だけで見ると「消費者、生産者」が含まれているかいないか、といったところ。

国産農林水産物の消費拡大に寄与した事業者・団体等の優れた取り組みを表彰する「フード・アクション・ニッポン アワード」は2009年に創設されていますが、フード・アクション・ニッポンの公式ページ内の新着ニュースは2018年度からあることからホームページは2018年より公開されたものと推測。

syokuryo.maff.go.jp

さすがに公開から3年、民間企業・団体・行政等が一体となって推進する取り組みを発信していくサイトということで情報が豊富と思ったのですが。

フード・アクション・ニッポン(FAN)

syokuryo.maff.go.jp

まだ準備中のページも。

「推進パートナー登録」「推進パートナーログイン」といったメニューがあったのですが、

準備中

このホームページは本当に機能している?

フード・アクション・ニッポン(FAN)

syokuryo.maff.go.jp

推進パートナーとしてご登録いただきますと、フード・アクション・ニッポンのWEBサイトでパートナーとしての活動内容を紹介することができます。また、推進パートナー間でのビジネスマッチング支援も行っています(農林水産省)、ということでしたが推進パートナー登録ページは準備中。

うさ
うさ
どういうこと?

そうこうしていると「フード・アクション・ニッポンの今後の展開について」というお知らせに行きつきました。

新たな国民運動の展開に伴い、令和3年3月末をもって、FANの推進パートナーの新規登録申請、ロゴマーク・後援名義の新規利用申請の受付を終了

ねこさん
ねこさん
なるほど、準備中というのはそういうことね

令和2年3月に閣議決定した「食料・農業・農村基本計画」において、国内農業の重要性や持続性の確保について国民各層が認識を共有した上で、農村を維持し次世代に継承していくことを国民共通の課題と捉え、国産農産物の積極的な選択などの具体的な行動に移すための機会を創出していくことが重要との認識の下、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動を展開することとなり、令和3年度予算の執行に合わせて新事業に移行していくこととなりました。

FANのホームページ(本ホームページ)は、令和4年3月末をもって閉鎖させていただく予定

え?閉鎖

FANではサブドメイン(shokuryo)でしたが新たにニッポンフードシフトのスタートによって(nippon-food-shift)へシフトするもよう。

あなたの「ニッポンフードシフト」を教えて

あらたに立ち上がった「ニッポンフードシフト」公式サイトでは「みなさまの「ニッポンフードシフト」を教えてください。」とアイデアを募集中。

うさ
うさ
えーっと国産の農林水産物や有機農産物の積極的な選択(購入)するためのアイデアってこと?

結局なんだかよくわからない「うさ」なのでした。

食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT|ニッポンフードシフト
これからの「食」を考えることは。これからの「ニッポン」の社会や人のあり方を考えること。消費者、生産者、食品関連事業者、日本の「食」を支えるあらゆる人々と行政が一体となって、考え、議論し、行動する国民運動「ニッポンフードシフト」始まります。

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