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御城印

【姫路城】御城印(入城記念書)と御城印帳|ココが違う!歴代の家紋や文字デザイン

姫路城入城記念書(御城印※ごじょういん)が2023年2月より新デザインに。

新たに登場する御城印のデザインは姫路城世界遺産登録30周年ということで、現在の姫路城の基礎を築き、姫路市民にもなじみ深いと思われる池田家の揚羽蝶の家紋を中央に配置、「國寶姫路城」の文字は菱の門の鏡柱にかかる木の看板の文字を抽出して制作。

またクリアトナーによる印刷で光の当たり具合によりデザインが浮かび上がるように。販売は2023年2月1日からで販売終了日は未定。

姫路城入城記念書(御城印※ごじょういん)

©公益社団法人 姫路観光コンベンションビューロー

御城印(ごじょういん)とは

スタンプに代わる登城証明(兼おみやげ)として集める人が増えている御城印。

お寺や神社でいただく「御朱印(ごしゅいん)」のお城版といった所でしょうか。2018年頃より急速に御城印を取り扱うお城が増えています。

兵庫県の御城印

黒井城丹波市
篠山城丹波篠山市
竹田城跡朝来市
尼崎城尼崎市
洲本城洲本市
姫路城姫路市
山崎城宍粟市

過去には国宝城郭都市観光協議会が発行する国宝五城オリジナル御城印が登場している姫路城ですが姫路城単体での御城印は2020年2月に初登場。(発行元:公益社団法人 姫路観光コンベンションビューロー)

姫路城

©姫路市

姫路城 御城印(ごじょういん)|2023年

価格1枚300円(税込)
デザインについて■家紋(中央に配置)について
揚羽蝶
関ヶ原の戦いの後に池田輝政公が入城。揚羽蝶の紋様は、現在の姫路城の連立式天守を作り上げた池田家の家紋です。池田家の御殿があった備前丸より出土した四半瓦にあった揚羽蝶の模様を抽出し、配しています。
■文字について
「國寶姫路城」の文字は菱の門の鏡柱にかかる木の看板の文字を抽出し、配しています。
この看板は昭和の初期に姫路城が国宝保存法により国宝に指定された際に掲げられたと言われています。
■デザインについて
クリアトナーによる印刷で光の当たり具合によりデザインが浮かび上がるようになっています。
・左上に配したデザインは、大天守を飾る懸魚の一つを元に作成しています。大天守の建築美は破風の巧みな配置がアクセントになっています。
懸魚はその破風の中央先端に垂れ下がるもので棟木の先端を隠す桁隠しともいわれました。デザインの元になった「三花蕪懸魚」は、大天守の東側に見える大きな三角の屋根(入母屋破風)の真ん中にあります。
注意点
販売期間
2023年2月1日から(※販売終了日未定)
販売場所
姫路城内売店(姫路観光コンベンションビューロー直営売店)
販売時間
午前9時00分から午後5時00分まで

御城印と併せていかが。城印帳

姫路城御城印帳 3,500円(税込)

価格3,500円(税込)
デザインについて平安時代から多くの和歌に「飾磨のかち」などと詠まれた「かちん染め」の色合いをモチーフにした濃紺色です。

姫路城御城印帳(姫革細工カバー付)16,000円(税込)

姫路城御城印帳 2021

画像©姫路市

価格16,000円(税込)
デザインについて上記の御城印帳に、姫路市名産である「白くなめした牛革」を使用したカバーを付けた特別な一品です。
黒田官兵衛ゆかりの地として黒田家の家紋と、江戸時代の歴代姫路城主の家紋を使用

御城印及び御城印帳に関するお問い合わせ先

姫路城入城記念書(御城印)及び姫路城御城印帳については、販売元である(公社)姫路観光コンベンションビューローまで

(公社)姫路観光コンベンションビューロー

電話番号 079-222-2285

公益社団法人姫路観光コンベンションビューロー

過去に登場した御城印、関連情報

特別版 お城EXPO in 姫路

2023年9月16日から18日までアクリエひめじ(兵庫県姫路市神屋町)にて開催された特別版 お城EXPO in 姫路(姫路城世界遺産登録30周年記念事業)では「オリジナル御城印帳付入城券」が発売されました。

またNFT御城印付入城券がローソンチケットで発売されています。

『特別版 お城EXPO in 姫路』チケットが7月4日(火)から販売開始

姫路城 御城印(ごじょういん)|2022年

姫路城入城記念書(御城印)令和4年2月より

【姫路城】御城印(入城記念書)と御城印帳

価格1枚300円(税込)
デザインについて松平忠明公のものであると伝わる甲冑「黒糸威二枚胴具足」の籠手の手甲部分にある切金模様をモチーフにデザイン。所蔵者である忍東照宮、管理されている行田市郷土博物館に許可を得、使用

家紋は姫路藩主であった奥平松平家の「九曜」、花押は松平忠明公が書かれた書状より抽出したもの。

また「姫路城」の文字は松平忠明公の供養塔(墓所)の管理をされている、高野山金剛峯寺の金剛三昧院の子院である中性院の住職を兼務されている、金剛三昧院の久利康暢住職に揮毫を依頼。

注意点
販売期間
令和4年2月から令和5年1月まで
販売場所
姫路城内売店(姫路観光コンベンションビューロー直営売店)
販売時間午前9時00分から午後5時00分まで

姫路城 御城印(ごじょういん)|2021年

姫路城入城記念書(御城印)令和3年8月より

御城印

価格1枚300円(税込)
デザインについて姫路藩主榊原忠次公によって再建された増位山随願寺の本堂天井に残る狩野探幽作と伝わる天井画より抽出しています。増位山随願寺には榊原忠次公、政邦公の墓所もあり、本尊の木造薬師如来座像は兵庫県指定文化財、脇侍の木造毘沙門天立像は国指定重要文化財でその他にも本堂、経蔵、開山堂などが国指定重要文化財に指定されています。
家紋は姫路藩主であった榊原家の家紋「源氏車」です。
注意点入城記念書(御城印)は各デザイン、お一人様3枚までの販売とさせていただきます。
城記念書(御城印)は姫路城に入城された方に対しての販売となります。購入の際に入場券の半券もしくはそれに類するものの提示をお願いいたします。入城記念書(御城印)をお買い求めの際は姫路城入城券を16:00までにお買い求めいただき、姫路城へご入城ください。季節やコロナウイルス感染状況によっては入城時間が変更となる場合がございます。
販売期間令和3年8月1日(日)~令和4年1月31日(月)
※新型コロナウイルス等の影響により、姫路城に行くことが出来なかったという声から、2ヶ月間販売を延長 ~3月31日(木)まで
販売場所
姫路城売店(姫路城出改札横)
販売時間
午前9時00分から午後5時00分まで

2021年2月仕様

姫路城御城印 2021

価格1枚300円(税込)
デザインについて本多家の家紋である「丸に立ち葵」を配し、「姫路城」の文字は姫路城主本多家の墓所のある書寫山圓教寺の大樹孝啓(おおきこうけい)住職が揮毫(きごう※筆をふるうこと)
注意点
  • ご入城されたお客様、お1人様につき3枚までご購入いただけます。
  • ご購入の際には、入城券の半券もしくはそれに類するものをご提示ください。
販売期間
令和3年(2021年)2月1日(月曜日)~7月31日(土曜日) (予定)
<2ヵ月販売延長>
令和3年8月1日(日)~9月30日(木)
販売場所
姫路城出口売店
販売時間
午前9時00分から午後5時00分まで

姫路城 御城印(ごじょういん)|2020年

2020年12月仕様(ナイトイベント限定)

姫路城ナイトイベント「HIMEJI CASTLE NINJA NIGHT 2020」の開催期間中のみ販売。

【ネタばれ注意】姫路城忍者ナイト、しゃぼん玉に桜にイルミネーション!初日に行ってきた

2020年9月仕様

再販売となっていますがデザインされている家紋は姫路市が大名行列の衣装を復刻する際に参考にした絵巻で使用されている家紋をモチーフにしたものに変更されています。

また2月と異なり購入はお1人様一枚限り、平日300枚、土日祝600枚、姫路城入城者の方にのみ販売。

姫路城藩主酒井忠以(さかい ただざね)公にちなんだ文字から落款印でデザイン。

文字1772年から1790年まで姫路藩主であった酒井忠以(さかいただざね)公の現存する日記より直筆の文字を抽出し、配置。世界遺産、姫路城、令和、年、月、日の全てが忠以公の文字です。
一説では酒井候が作らせたと言われ、また姫路藩主酒井忠以が最初に登用した家老河合寸翁による特産品奨励策によりその名が世に知れ渡ったといわれる高砂染めの模様をデザイン。
家紋酒井家の家紋である剣酢漿草(けんかたばみ)。大名行列の衣装を復刻する際に参考にした絵巻で使用されている家紋をモチーフにしています。
落款印安永4年(1775)に姫路藩主酒井忠以公が描いた「富嶽図」に捺された落款印を抽出して配置した。忠以公は江戸琳派の絵師酒井抱一の実兄で自身も芸術に秀でた才があったといわれています。

【姫路城】御城印(ごじょういん)人気に応え9月に再販売。2月との違いも

2020年2月仕様

文字姫路藩主酒井忠以公の文字を古文書より抽出し、配置。
家紋雅楽頭酒井家の家紋である剣酢漿草。
一説では酒井候が作らせたと言われ、また酒井忠以公が最初に登用した家老河合寸翁による産品奨励策によりその名が世に知れ渡ったと伝わる高砂染めの模様をデザイン。
朱印忠以公が描いた「富嶽図」に捺印された落款印を抽出し、配置。

姫路城初の御城印も!|姫路城冬の特別公開|2月限定

次ページ:初の「姫路城」公式御城印 2020年2月の販売時の様子

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いいものタウン 編集部

兵庫県まんなか神崎郡エリアを中心に近郊エリアのローカルトピック発信中。自治体、企業のリリースの取材記事、地域の謎スポット調査から体験レポートなどを発信します。

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