兵庫県福崎町の特産品「福崎産もちむぎ」の新たな価値創造と販路拡大に向け、甲南大学の学生団体「A-CUBE」と福崎町がタッグを組んだ「共創パートナー制度」の企業公募が2026年8月5日(水)より始まりました。
新商品開発や新たな事業展開を目指す民間企業・個人事業主を広く募集しています。
企業のイノベーションと地域経済活性化を両立する「共創」の意義
本プロジェクトの最大の意義は、単なる一過性の地域イベントに留まらず、民間企業の「技術・ノウハウ」と「Z世代の新鮮な発想」、そして「地域の伝統資源」を掛け合わせ、持続可能なビジネスモデルを構築する点にあります。
企業への波及効果
参画する事業者にとっては、若年層や健康志向層に向けた商品アイデアやマーケティング手法を取り入れ、最速わずか3ヶ月というスピード感で概念実証(PoC)を行える点が大きな魅力。
企業の「強み・経営資源・資産」を地域資源と組み合わせることで、開発リスクを抑えながら新たな収益軸や新規顧客層を開拓する機会となります。
地域への波及効果
福崎町役場が寄せる「もち麦の販路拡大」への期待に応えるだけでなく、地域産業の活性化とブランド価値の再構築を図ります。
さらに、精麦時に発生する副産物「麦ぬか」を活用した循環型農業の実証試験には地元農業高校も連携予定となっており、環境に配慮した「地域循環型経済圏」の創出という、SDGsの観点からも深い意義を持つ取り組みとなりそうです。
実績に裏打ちされた地域課題解決アプローチ
プロジェクトを主導する学生団体「A-CUBE」は、地域課題の現場に根ざした実践活動で実績を上げています。
2025年には「加西産マスカットベリーA リブランディングプロジェクト」を展開。消費者のニーズが大粒系品種へシフトしたことによる売れ行き低迷やブドウ農家の減少といった課題に対し、加西市の播磨農業高校(果樹コース)の生徒とともに分析を実施。
加工品開発を通じた販売促進とブランドの再構築に取り組みました。今回のもちむぎプロジェクトは、そうした課題分析から商品化・検証までを一貫して手がけてきたノウハウを結集した、次なる地域実践のステージとなります。
最速の実証テストと伴走支援、説明会概要
募集対象は、福崎産もちむぎ(原体・精麦)や加工品を活用した商品開発・アレンジ提案に意欲のある事業者で、町内外を問わずエントリーが可能です。
素早く試作品(プロトタイプ)を作り、実際の市場で試しながら改良を重ねていく
8月下旬にマッチングが成立したチームは即座に始動。10月17日(土)に開催される大型イベントで試作品のテスト販売やアンケート調査を行い、最速で市場の反応を検証していく予定。
学生による手厚い伴走
テスト結果をもとに、2027年2月末まで学生チームが商品のブラッシュアップや広報活動を伴走支援し、その後は民間・地域主体の持続的な事業展開へと移行します。
制度の狙いや参画メリットを解説する「共創パートナー制度説明会」は、2026年8月11日(火・祝)15時30分より、エルデホール(2階洋室)での現地参加とZOOMによるオンライン配信のハイブリッド形式で開催されます。
地域の課題解決に寄与しながら自社の新たなビジネスの可能性を切り拓く機会として、参画を目指す企業の動きに注目が集まります。






































































