兵庫県福崎町に本社を置くものづくり企業「福伸電機株式会社」において、かねてより建設が進められていた最新拠点「福崎工場 7号棟」が2026年6月に竣工しました。
※トップ画像:「新棟を背景に」
福伸電機株式会社 ものづくり推進部 ものづくり施設課 春田 将徳 課長
今回は、完成直後の最新ファクトリーの全貌をレポート。
コンセプトは「魅せる工場」 白と黒のコントラストが映えるスタイリッシュな空間
新しく誕生した7号棟は、建築面積3,000平方メートル、延床面積6,000平方メートルという大規模なキャパシティを誇ります。

福崎工場 7号棟 外観
建物の外観は、同社でお馴染みのコーポレートカラーであるオレンジをアクセントに残しつつも、ブルーや黒を基調とした現代的でスタイリッシュな佇まいが特徴。
一歩中に入ると、そこには開放的で洗練された空間が広がっています。
一般的な工場で見られるような、天井に張り巡らされた複雑な換気ダクトや突出物を極力排除。
![]() |
![]() |
必要な換気機能は天井のスリットに美しく収められており、視界を遮らないすっきりとした空間を実現しています。
さらに、壁面は白と黒のコントラストでカラーに変化をつけるなど、細部まで意匠を凝らした設計となっています。
従業員のストレスを軽減する、徹底した環境づくりと安全配慮
今回の新工場において、特に注力されているのが「従業員ファースト」を追求したリラックス環境の構築です。
開放感を演出する「青空照明」の会議室
会議室には、屋内でありながらも青空を想起させる先進的な照明システムが採用されました。
時間帯に合わせた調光・タイマー機能を備えており、まるで屋外にいるかのような心地よさを演出できるのだとか。
また、中央を仕切ることで用途に合わせて柔軟に間仕切りを変更できる合理的な設計となっています。
高級感のあるトイレと充実の食堂
毎日使用するサニタリースペース(トイレ)は、工場とは思えないほど高級感のあるラグジュアリーな仕上がりとなっています。
![]() |
![]() |
食堂スペースも含め、日々の業務によるストレスを軽減し、従業員が心身ともにリフレッシュできる空間が随所に設けられていました。
また、階段のステップには視認性の高いイエローのラインを配置するなど、労働環境における安全面への配慮も徹底されています。
地域経済への効果:次世代「EV事業」の本格稼働と新規雇用の創出
この最新鋭の7号棟は、これからのモビリティ社会の最前線となる「EV(電気自動車)事業」の専用生産ラインとして活用されます。
本格稼働は2027年1月を予定。
新工場は持続可能な社会への貢献(SDGs)を意識した環境配慮型設計を徹底。
LED照明採用に加え、将来的には自家消費型の太陽光発電システムを設け、大幅な省エネとCO2排出量削減を実現していきます。
既存ラインからの移設ではなく、完全に新しい事業ラインとしての稼働であるため、福崎町および周辺地域における「完全新規の雇用創出」が期待されます。
まとめ:福崎町から世界へ、新時代のエコファクトリーが始動
最先端のEV技術への挑戦と、そこで働く地域の人々への細やかな就業環境への配慮。その双方が融合した福伸電機株式会社の「7号棟」は、新時代を象徴する次世代型工場となりそうな予感。
2027年の本格稼働に向け、福崎町から世界へ発信される新しいものづくりの未来に、今後も大きな注目が集まります。




































































