兵庫県は2026年5月11日、兵庫県パチンコ・パチスロ協同組合と「災害発生時における施設使用等に関する協定」を締結します。
一見、意外な組み合わせに思えるかもしれませんが、実はこの協定には、地域の安全を守るための非常に合理的で深い理由があります。
パチンコ店が「災害時の拠点」になる理由今回の協定の核となるのは、「駐車場の一時的な使用」です。
※トップ画像:駐車場利用イメージ
- 広大なスペースの確保:パチンコ店は、警察、消防、自衛隊などの緊急車両が集結・待機するために必要な広い駐車場を県内各地に有しています。
- 迅速な応急対策:災害発生時、救助活動の拠点となる場所が事前に確保されていることは、住民の生命や財産を守るための「災害応急対策」を円滑に進める上で極めて重要です。
なぜ「兵庫県パチンコ・パチスロ協同組合」なのか?
単なる商業施設の集まりではなく、同組合が長年積み重ねてきた地域社会との共生実績が背景にあります。
20年以上にわたる社会貢献
「はぁ〜とふるふぁんど」組合は2001年から「はぁ〜とふるふぁんど」という名称で、福祉向上や地域振興のための支援を続けています。
- 原資は善意の「玉」:ホールに寄せられた「こぼれ玉」や「余り玉」に各店舗の寄付を加え、これまでの支援総額は約3億8,500万円に上るといいます。
- 多岐にわたる支援:車いすマラソン大会や少年野球、警察の柔道・剣道大会への支援など、地域の福祉と安全に深く根ざした活動を続けてきました。
地域密着型の防災・防犯活動
組合の青年部会などは、日常的に消防訓練や地域安全活動を実施しており、防災に対する意識が高い組織となっています。
まとめ
「地域とのふれあいを大切にする」という組合の理念が、今回の災害時協定という形で実を結びました。
普段は娯楽の場であるパチンコ店が、いざという時には地域の「盾」となり、警察や自衛隊の活動を支える。この協力体制は、兵庫県の防災力を一段引き上げる大きな一歩となります。










































