「朝日揚げ」や「はりま焼」などで全国的に親しまれている名門せんべいメーカー「播磨屋本店」が発表した廃業通知をきっかけに、フリマアプリ等で商品の高額転売が横行する事態となっています。
定価の数倍にのぼる異常な価格での取引に対し、代表の店主自らも「悪質な転売屋」の存在に強い危機感を表明。長年培ってきたお店の「美しい商い」を守るため、ネット通販を一時休止するという苦渋の決断に追い込まれています。
店主が危惧する転売の現状やネット通販休止の理由、フリマアプリでの極端な価格差、そして今からでも安心して買える正規の購入方法について詳しく解説。
店主も「悪質な転売屋」の横行を強く危惧…ネット通販休止の苦渋の決断
播磨屋本店の公式サイト等で公開された「通販ご利用のお客様へ」と題したお知らせでは、店主(代表・播磨屋助次郎氏)から切実なメッセージが発信されています。
廃業発表の直後から直売店や通販に注文が殺到し、生産が全く追いつかないパニック状態が発生。さらに、その混乱に乗じた「悪質な転売屋」が横行し、「長年来の美しい商いが出来なくなりかけている」と店主自身が強い危機感を露わに。
播磨屋本店ではこの状況に対し、転売防止および自らと利用者を守る「自己防衛」の措置として、ウェブサイトからのネット通販を当面の間休止することを決定しました。
定価575円が数千円に…メルカリ等で横行する高額転売の実態
現在、フリマアプリ「メルカリ」などでは、播磨屋本店のお煎餅が高額で相次いで出品・取引されています。
公式通販サイトでの定価とフリマアプリ上の取引価格を比較すると、以下のような大きな価格差が生じています。
- はりま焼(徳用袋2枚×24袋入)公式定価:1,340円(税込)
- 無選別エコノミーパック公式定価:575円(税込)
- フリマアプリ(メルカリ等)の出品価格転売価格:詰め合わせセットやまとめ売りが7,000円〜9,000円前後で取引
公式オンラインショップでは現在、対象商品に「完売いたしました」の表示が並んでおり、ネット上の品薄状態に乗じた転売行為が加速している実態が窺えます。
騒動のきっかけは「聖なる廃業」の発表(2027年3月末で全営業終了)
今回の転売騒動や注文殺到の引き金となったのは、告示された「聖なる廃業のお知らせ」です。
お知らせによると、播磨屋本店は令和9年(2027年)3月末日をもって、直売店・通販ともに全ての営業を終了することを明らかに。
「人類根本救済」など独自の理念に基づく廃業理由も大きな注目を集め、「もう買えなくなるかもしれない」というファンの不安や駆け込み需要が、転売屋のターゲットにされてしまう要因となっています。
転売品を買わないために!今から利用できる「正規の購入ルート」
店主が危惧している通り、高額な転売品を購入することは悪質な転売行為を助長することに繋がってしまいます。
ネット通販は当面休止されていますが、播磨屋本店では以下の旧来の正規ルートでの購入を案内しています。
- 直売店(実店舗)への来店:店舗での直接購入
- 電話での注文:お電話による注文受付け
- 郵便・FAXによる注文:従来通りの通信販売申込
焦らず落ち着いて正規ルートでの注文を
営業終了となる2027年3月末まではまだ期間が残されています。
フリマアプリ等での高額な転売品には手を出さず、直売店や電話・FAXなどの公式ルートを活用して、焦らず落ち着いて名物のお煎餅を味わいましょう。










































































