【福崎町】山姥、辻川のカッパを清める。フォトコンテスト最優秀賞の特典「河童洗い」を体験

兵庫県福崎町で行われた「第4回妖怪ベンチフォトコンテスト」で最優秀賞に輝いた田﨑あさひさんが、10月24日、観光スポット「辻川山公園」で河童洗い体験を行いました。

この体験は、コンテスト最優秀賞の副賞として用意されている特典で、希望制ながら“貴重な体験ができる”と受賞された方は参加しています。

赤いカッパとして知られる「ガジロウ」は、水中で過ごす時間が長いため、週に1回ほど（夏場は週に1～2回）清掃が必要。この日も髪には藻が絡み、少し緑色に変わっていました。

通常は15分ごとに姿を現すガジロウも、この日は特別に“出現したまま”の状態で、洗いやすいように調整。観光客が見守る中、田﨑さんは福崎町職員の指導を受けながら、カッパ洗いに挑戦しました。

田﨑さんはコンテストで披露した「山姥」の衣装に身を包み、ボートでガジロウのもとへ。指先や顔、頭のお皿まで丁寧に磨き上げました。また、ガジロウが洗われ、綺麗になっていく様子を、「生き返っていってるみたいで私も嬉しい」とコメントしていました。