兵庫県の朝来市で、税金などの支払いに関わる制度がひとつ変わります。
2026年4月1日以降に発送される督促状から、「督促手数料」が廃止されることが発表されました。
「督促手数料ってなに?」「支払いはどう変わるの?」と気になる方も多いはず。
この記事では、変更内容や市民への影響、そして廃止の理由をわかりやすくまとめます。
督促手数料の廃止はいつから?
まずは今回の変更ポイントです。
2026年4月1日以降に発送される督促状から廃止、督促状の送付自体はこれまで通り行われます
納期限を過ぎた場合は、引き続き延滞金が発生します
※2026年3月31日までに発送された督促状については、これまで通り督促手数料の支払いが必要です。
そもそも督促手数料とは?
督促手数料は、納期限を過ぎたときに送られる「督促状」の発行にかかる費用として、これまで徴収されていたものです。
似た言葉に「延滞金」がありますが、役割は少し違います。
- 督促手数料:督促状を送るための費用(一定額)
- 延滞金:支払いが遅れた期間に応じて増えるもの
今回なくなるのは、このうち督促手数料の方です。
市民への影響は?
ちょっとした負担が減ります
督促手数料は数十円〜数百円程度が一般的なので、
- うっかり支払いを忘れてしまったとき
- 少し遅れてしまったとき
には、追加で支払う金額が少し軽くなることになります。
ただし延滞金はそのまま
注意したいのはここです。延滞金はこれまで通り発生します
そのため、
「遅れても大丈夫」というわけではない、長く遅れるほど負担は増える
という点は変わりません。
なぜ廃止されるの?やさしく解説
「少しでも手数料を取ったほうがいいのでは?」と感じる方もいるかもしれません。ですが実は、そうとも限らないのがポイントです。
手数料を集めるには手間がかかる
督促手数料は、ただ請求すればいいだけではなく、
- 金額の計算や管理
- 本来の税金との区分け
- 支払い内容の確認(どこまで払われたか)
- 問い合わせ対応
といった、さまざまな業務が発生します。
特に、
「この金額は何ですか?」といった問い合わせ対応は、1件ごとに時間と手間がかかる部分です。
実は「取るほど大変」になることも
督促手数料は金額が小さい一方で、
- 管理が細かい
- 例外対応が多い
という特徴があります。
そのため、
手数料で得られる収入より、管理の手間の方が大きくなる
というケースも考えられます。
廃止でどう変わる?
督促手数料をなくすことで、
- 支払い内容がシンプルになる
- 事務処理が効率化される
- 問い合わせの減少が期待できる
といった効果が見込まれます。
「ムダな手間を減らしつつ、ルールはきちんと守る」
というバランスのとれた変更といえます。
小さな負担は減らす、でも延滞金でルールは維持する、という形です。
まとめ
朝来市の督促手数料廃止は、市民にとってはちょっとした負担軽減、行政にとっては業務の効率化
につながる見直しです。
その背景には、
「収入があるから続ける」のではなく「全体として効率的かどうかで判断する」
という考え方があります。
なお、延滞金は引き続き発生するため、これまで通り期限内の納付が大切である点は変わりません。





























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