「神崎郡 桜」と調べるとまず出てくる桜の山、「かみかわ 桜の山 桜華園(おうかえん)」のすぐ近く。
隠れた牡丹桜の名所が4月下旬にかけて見ごろを迎えます。
牡丹桜(八重桜)の名所
地名でいうと神河町の加納。播但道の「神崎南IC」も同じ区域にあり桜華園(おうかえん)には最寄。反対側の国道312号に出るまでの川沿いにその場所はありました。
満開の花を見に来られている方もちらほら。
さらに近くに
近くの桜華園(おうかえん)は240種3,000本と3月春分の日あたりからGW明けまで桜を楽しめるスポットですがこちらは八重桜一色。
ちょうどシートを拡げてお昼を楽しまれていた女性二人にお話を聞くとこちらは「ボタン桜」。
隣町から毎年こちらに来られているそうでそれぞれの木には植樹オーナーさんがいらっしゃるとのこと。確かにネームプレートがかかっていました。
八重桜?牡丹桜?
調べてみたところソメイヨシノなど、いわゆるサクラのイメージの5枚の花弁を持つものは一重咲き、それ以上が八重咲きと呼ばれるもので「半八重咲き」「八重咲き」「菊咲き」と花びらが多くなる模様。
八重桜は5枚以上の花びらをつける桜の品種の総称で牡丹桜もその呼び方のひとつ。品種としては「カンザン(関山)」や「フゲンゾウ(普賢象)」「イチヨウ(一葉)」「ヤエベニシダレ(八重紅枝垂れ)」などいくつもあり中には300枚以上の花びらをつける品種もあります。
牡丹桜(八重桜)はその名の通り牡丹の花のようにソメイヨシノに比べて開花期が1~2週間ほど遅く4月中旬から5月上旬にかけてが見ごろに。
牡丹桜(八重桜)のトンネル
花の位置が高い桜も多いのですがこちらは目線ぐらいに。間近に牡丹桜(八重桜)が見れるトンネルになっています。
他の品種も
牡丹桜(八重桜)の特徴としてソメイヨシノなどと違い花と一緒に葉も楽しめるのが特徴です。
地域にこんなスポットがあることを知った四月のある日でした。
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4月17日時点で満開を迎えていました!