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否認する?ブロックする?激増した「被リンク数」に問題はあるのか

サイバー

ウェブサイトを運営されている方でSEO(検索エンジン最適化)対策をされている方であれば、聞き覚えのある被リンクの話。

「被リンク(外部リンク)」とは字のごとく、「他のサイト」から「自社サイト」へのリンクのことですが、表面的には他のサイトからオススメされている、ということになり「被リンク数」が増えることで検索エンジンからの評価が高くなると言われています。

激増した「被リンク数」

なにかしらSNSで投稿するために、元情報としてWEBサイトのURLを貼る(記載)した経験がある方もいらっしゃることでしょう。

ツイッターなどで「おすすめのお店を見つけた!公式ホームページ(店舗URL)」というような投稿をした場合、「ツイッターからの被リンク」となります。

ウェブサイトを少ない期間運営していると、ブログやSNSで引用される場合に情報元として掲載されることもあり、情報元としては、引用される数が増えることは信用、権威もあがるため、ありがたいのは事実。

なのですが。

SEO的に良いのは。あくまで自然なサイトからの被リンク。時としては「被リンク不要」と考えるときも出てきます。

【SEOポイズニング】その検索結果は詐欺サイトかも。EC利用者は注意
サイト(ホームページ)を運営していると、自社のホームページがどう検索されるのか、特定の記事が思ったような検索順位にいるのか、検索結果画面はどのように見えているの...

2021年「【SEOポイズニング】その検索結果は詐欺サイトかも|EC利用者は注意」という記事で紹介していますが、なにやらあやしげなサイトで「いいものタウン」の文字列を発見。

サチコ(サーチコンソール)でリンクを確認してみると、海外サイトからの大量のリンクがあることも確認。

この時は検索結果から違法なサイトであることを申請し、数ヵ月後にこういったサイトは表示されなくなりました。

そして2022年。

検索結果については問題はなく、良好でしたがサイト運営をしているとリファラー(どこから来ているか)が気になり確認してみると。

854万

否認する?ブロックする?激増した「被リンク数」に問題はあるのか

ねこさん
ねこさん
え?いや、おおすぎ・・・

どんなサイトがリンクを貼っているのかチェック

外部リンクの総数「8,548,081」の下にはリンクを行っているサイトがずらり。

なかには「wikipedia.org(ウィキペディア)」「yahoo.co.jp(ヤフーJAPAN)」「youtube.com」「5ch.net(5ch※旧2ch)」といったサイトもありますが、上位の大量リンクのサイトが「ちょっとあやしい」。

中には破損しているサイトや気づかず乗っ取られているサイトなどもあり、さてさてどうしたものか。

否認する?ブロックする?激増した「被リンク数」に問題はあるのか

破損しているサイト

否認する?ブロックする?激増した「被リンク数」に問題はあるのか

否認する?ブロックする?激増した「被リンク数」に問題はあるのか

まったく関係のなさそうなサイトからの大量リンク

先に少し述べましたが、「被リンク」として有益なのは意思をもって貼り付けられた自然なリンク。

悪質なリンクの否認は必要か

こういった不自然なリンクに対応できるよう、Googleではサイトへのリンクを否認する「否認ツール」を提供しています。

「被リンク 否認」と検索するとさまざまなページが検索結果に表示され、その利用方法に知ることができます。

が、

うさ
うさ
ちょっとまって。

Googleの説明によれば、

否認ツールは複雑な機能であるため、慎重に使用する必要があります。使い方を間違えると、Google 検索結果でのサイトのパフォーマンスに影響が及ぶ可能性があります。(Google)

ねこさん
ねこさん
え?めっちゃためらう・・・

強調されたエリアには上記の文言。否認ツール自体の利用方法は以下のような簡単なもの。

  • 手順 1: 否認するリンクのリストを作成する
  • ステップ 2: 否認リストをアップロードする

ですがページには「手順 0: 必要性を判断する」の項目を確認することができます。

ほとんどの場合、Google は詳しい情報を提供されなくても、どのリンクが信頼できるものかを評価することができます。そのため、ほとんどのサイトではこのツールを使う必要はありません。

なるほど。

以前は「被リンク」と言えば、「良質な被リンクが多いページがより高く評価される」「不自然な被リンクは検索結果が下がる」とされ、悪質な被リンクの削除については積極的に削除する方も多かった模様。

ですが2022年11月現在では検索エンジンの質もさらに向上したようで自社で制限がかかるようなことを行っていない場合は被リンクの質について特に否認ツールを使う必要は無い模様。

  • サイトに対して、スパム行為のあるリンク、人為的リンク、品質が低いリンクが数多くある。
    かつ
  • そのようなリンクが、自分のサイトで手動の対策を行わなければならない原因となっている、または今後、手動による対策を行わなければならなくなる可能性がある場合。

    Google は、第三者サイトでの行為がウェブサイトに悪影響を及ぼすことがないよう、できる限りの取り組みを行っています。それでも場合によっては、他サイトからのリンクがページやサイトの Google での評価に影響を及ぼすことがあります。たとえば、自身または利用する SEO 業者が、Google の品質に関するガイドラインに違反する有料リンクなどのリンク プログラムを利用することで、サイトへの不適切なリンクが作成された場合

実際、当サイトでも悪質な被リンクは大量に確認されていますが、検索ボリュームとして増大はしていますが減少しているデータは無く。

ひとまず放置で。

急激にで検索ボリュームが下がっている、ドメインパワーが落ちている(検索順位が低い)という場合は、サーチコンソールでの「手動による対策」を確認しておきましょう。

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