エリア内でお話を聞いているとサイトやWEBページ(投稿)を更新したものの、なかなか検索結果に表示されない!、ホームページへのアクセスが増えない、とお嘆き声を聞くことがあります。
「どうやったら検索結果に表示される?」「早く検索結果に表示にするには?」こちらのページではGoogle(グーグル)での検索結果に表示されるための基本的な施策や実例をご紹介しています。
さてその前に、サイトへのアクセスはどこからか、というお話。
アクセス経路(流入元)
サイトやブログを運営されている方にとって、ユーザー数(UU)やページビュー(PV)の増減は気になる数値のひとつですがユーザーのアクセス経路(なにでサイトに来たか)を調べると大きく4つのケースがあります(※広告経由を除く)。
※Google Analytics(GA、グーグルアナリティクス)の場合
- 1.オーガニックサーチ(Organic Seach)
- 2.ダイレクト(Direct)
- 3.リファラル(Referral)|リファラー(referrer)
- 4.ソーシャル(Social)
それぞれの意味
オーガニックサーチ(Organic Seach) | 検索結果からのアクセス |
ダイレクト(Direct) | ブックマークやメールソフトのリンクなど直接URLにアクセスした場合 |
リファラー(Referral) | 他サイト内のリンクからのアクセス |
ソーシャル(Social) | TwitterやFacebookなどソーシャルメディアからのアクセス |
サイトによって流入比率は異なる
アクセスにパスワードが必要な会員限定サイトやBtoB(企業向け)サイトなどでは広く公開を目的としていない場合があります。
いつも使っているサイトならお気に入りから、メルマガのURLから直接アクセスが多いとダイレクト、他社サイトのバナーからのアクセスが多いとリファラーの比率が高くなります。
Google Analytics(GA、グーグルアナリティクス)を導入されている場合はサイトへの流入比率から分析が可能でしょう。
当サイトの場合
2020年7月時点で月間約30万人ほどのユーザーさんがいらっしゃる当サイト「いいものタウン」ですが見てみると圧倒的に「オーガニックサーチ(Organic Seach)※自然検索」経由が多い!比率として87%ほど。
※2020年7月
オーガニックサーチ(Organic Seach) | 87%(約274,000人) |
ダイレクト(Direct) | 9%(約28,000人) |
ソーシャル(Social) | 2.2%(約7,000人) |
リファラー(Social) | 1.4%(約4,600人) |
当サイトの特徴として地域のローカルニュースや話題の情報が多いので自然検索と言われるオーガニックサーチが増えるように思われます。
流れとしては自然検索(オーガニックサーチ)→お気に入り登録のユーザーさん(ダイレクト)が増えていく、という形でしょうか。
「検索結果に表示される」ということ
検索結果(オーガニックサーチ)からのアクセスということは、「検索結果に表示されている」からアクセスが可能ということ。
「検索結果に表示される」には?
このあたりはSEO「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の話になりますが簡単に言うと大前提として
- インデックスに登録されていること
インデックスとは
ざっくり説明するとGoogleは検索結果をより早く表示させるためサイトのタイトルや記事のタイトル、内容を保存します。
またサイトに数あるページも一度に登録されるわけではなく徐々に浸透するように登録されていきます。
Googleに保存されることが「インデックス登録」と呼ばれるものですが「検索ワード」に対してより内容が合致する、信頼性、専門性、独自性が高いものから順に表示されるという仕組み。
「インデックス登録」するには
自社でサイトを制作されている場合はGoogleに更新を伝える設定(サイトマップ更新通知)が行われているかと思います。
ただGoogleへ登録(検索結果へ反映)されるまでの時間はGoogleの判断になるのでたとえ瞬間に更新情報を送信したとしても時間がかかるサイトもあることでしょう。
なお特にGoogleからのアクセスを拒否していない場合は「そのうち」インデックス登録されます(笑)またサーチコンソールから手動でインデックス登録のリクエストも可能ですが都度行うものでは無いのでインデックス登録が迅速かつスムーズ行われるよう運営をしていくべき。
検索結果に表示されるまでの時間はどれぐらい?
SEOの話だと「検索順位」がどうこうという話をよく聞きますがまず「インデックスされること」が大事。
特に拒否しない限りインデックス登録がされますがどうせなら早く登録されたほうがいいですよね。
早く登録されるために
更新情報送信(サイトマップ送信)の設定やAMP化、サイトの軽量化、良質なコンテンツ作成など 検索順位についてもそうですがどれか一つ絶対的な施策、というわけでなく総合的に評価をあげていくのが大事です。
順位を上げるには
- 1.「検索ワード」に対応したタイトルや内容になっていること
- 2.「検索ワード」に関してサイトや内容に信頼や専門性、独自性があること
1については言わずもがな、というところですが対応した内容になっていないとそもそも検索結果には表示されません。
2については「その内容」についてどの程度信頼性があるサイトからの情報なのか?ということ。1を満たす場合検索には2の順に表示されていくイメージ。
新規に立ち上げたばかりのサイトなどは様子見というのかインデックス登録されてもなかなか順位があがりません。(数ヶ月)
またページや記事を作成しても数日から数週間インデックスされないことも多く検索結果に表示されません。
インデックス登録時間の検証結果
こちらの記事を公開してどれぐらいで表示されるか試してみました。
検索ワードにもよりますがだいたい1分から数分といった所でしょうか。
ただ修正があった場合、数時間程度かかってしまうのでその場合は新たに記事を作成しなおすケースもあります。
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