BN、BF、XBBってオミクロン？コロナ変異株による海外からの患者が59例

厚生労働省は、海外から到着した者で、検疫により確認された新型コロナウイルス感染症の患者等について、国立感染症研究所で解析したところB.1.1.529系統の変異株（オミクロン株）が59例確認が確認されたことを24日発表。

なかなか終息しないオミクロン株ですが、公開資料によればオミクロン株には違いないもののPANGO系統でみると「BE.」「BF.」「BL.」「BQ.」「XBB.」といった従来型の「BA.*」以外の型も4割程度確認されている様子。（59例中、BA.は35例）

ウイルスの変異の特徴によって新たなPANGO系統が降られますが、10月12日時点では監視中のオミクロン株系統としてWHOでは取り扱われている模様。

監視中のOmicronサブバリアント(2022年10月12日現在)

WHOによればこれらは現時点では「オミクロン株亜系統」として監視状態で、これらの系統が他の流行しているウイルス（オミクロン亜種）と比較して、世界の公衆衛生に追加の脅威をもたらす可能性がある場合は、（オミクロン株というような）別のWHOラベルが付けられる可能性があります。