今年の上半期の話題となっていたアンデシュ・ハンセン著/久山葉子訳『スマホ脳』(新潮新書)が発売9ヶ月で16刷52万部に達し、このたび50万部を突破。
同書は、教育大国スウェーデンで発売されると社会現象と言える反響を呼び、13カ国で発売が決定した世界的ベストセラー。
日本でも今年上半期のベストセラー・ランキングでオリコン上半期”本”ランキング 2021 BOOKランキング 形態別「新書」1位、出版取次大手の日本出版販売(日販)、トーハンの「新書・ノンフィクション部門」で1位となり「新書三冠」を獲得しています。
訳者の「久山葉子(くやま ようこ)」さんは兵庫県生まれの翻訳家。エッセイスト。
『スマホ脳』(新潮新書)
発売日 | 2020年11月18日 |
造本 | 新書判(256ページ) |
本体定価 | 1,078円(税込) |
ISBN | 978-410-610882-2 |
著者について
アンデシュ・ハンセン(Anders Hansen) 精神科医。ノーベル賞選定で知られる名門カロリンスカ医科大学を卒業後、ストックホルム商科大学にて経営学修士(MBA)を取得。
現在は王家が名誉院長を務めるストックホルムのソフィアヘメット病院に勤務しながら執筆活動を行い、その傍ら有名テレビ番組でナビゲーターを務めるなど精力的にメディア活動を続ける。
前作『一流の頭脳』が人口1000万人のスウェーデンで60万部が売れ、その後世界的ベストセラーに。
著者からのコメント
「私たちの脳は1万年前の狩猟採集生活時代から進化していないのに、現在のデジタルデバイスの進化はめざましいものです。『スマホ脳』では、人間がデジタルデバイスに「使われ」ないようにするにはどうすればよいか示しました。日本の皆さんがこの問題を議論するきっかけに本書がなれば、これほどうれしいことはありません。」
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