兵庫県福崎町、西田原姫路線沿いに古民家カフェ「銀の馬車道 カッパ」が4月23日オープン。さっそくおじゃましてきました。
銀の馬車道 カッパ
かんたんにまとめると、「兵庫県ボディビル界の第一人者が提供する健康志向のメニューと海外のめずらしいものや店主のアートが楽しめるお店」(後述)。
所在地 | 679-2203 兵庫県神崎郡福崎町南田原1160-14(MAP) |
営業時間 | 9:00~16:00 |
定休日 | 火・水 |
お問合せ | 090-1145-3786(西川) |
オープン日 | 2024年4月23日(火) |
※2024/06/29 時点
さっそく行ってきた
気になりすぎるカフェ
開店当日、SNSを見ていると飛び込んできた「古民家カフェ 開店」の文字。
近年、福崎町内でも古民家カフェ、喫茶が次々とオープン。地元の開店情報ということもあって注目せざるを得ません。
「古民家カフェ」というと、一般的には伝統的な民家を改装し、レトロな雰囲気ある外観や内装を残した店内で地産のお料理を頂く「ザ日本」、というようなイメージがあります。
が、さらに開店チラシを読み進めてみると。
「水泳選手時代」「東京オリンピック強化選手」「ボディービルジム」「ビルダー食」「缶スプレーアート」と言った文言が並んでいます。
さらには店主が描かれたという塀のアート。
「いったいどんな古民家カフェ?」
はっきり言って気になりすぎる。
お店の位置を把握。
お店に到着
店舗に到着すると開店を知って駆けつけた車が多く停まっていました。
店内奥にはアメリカ合衆国の国旗、星条旗が。
店内の様子
店内を見渡してみると、装飾品の数々が目をひきます。
入り口にはアンモナイトの化石や、珍しい石がならび、海外のものであろう一画も。
ご店主の西川さんにお話をお聞きすることができました。
個性溢れる店内の内装、装飾は店主自らがアメリカを始め、 環太平洋20ヶ国で体験したり持ち帰った特別珍しい物、自身で描かれた絵などが飾り付けられています。
ご店主はボディビル界の重鎮
もともと姫路市飾磨区で「アメリカンヘルスクラブ」というボディビルジムを運営されていた西川さん。コロナ禍もあって近年閉業しましたが、その歴史は1968年まで遡ることができます。
ボディビルの本場アメリカでそのノウハウを学ぶべく60年代に単身渡米、その後も海外を武者修行されたのだそう。
ボディビルのジム、スポーツジム、フィットネスクラブのような社会体育施設がほとんどなかった時代に「国際性に富んだ強健な青年の育成」を目標にスタート。(※1978年に「姫路ボディビルセンター」から「アメリカンヘルスクラブ」に改名)
めっちゃ老舗!
また親交のあったという若かりし頃のアーノルドシュワルツネッガー氏の写真も。
なお、店舗横の家屋はトレーニングジムになる予定なのだとか。
「筋肉づくりは健康づくり」、という西川さん。
メニュー
お店のメニューには幾度と無く海外で経験した家庭料理や健康志向のメニューが並びます。
ちなみに色つきのメニューは近日提供開始予定なのだそう。
お店の前を通る西田原姫路線は明治、大正時代、生野鉱山より姫路の港に銀の鉱石を運ぶ日本最初の産業高速道路として栄えた「銀の馬車道」で一息つける茶店もあったのだとか。
「じゃ、スチームド・チキンプレスで」
オススメを頂くことにしました。その間もインディアン酋長、東京オリンピックと情報量に圧倒されていると
「作ってくるね」と店主。
はい、海外やボディビルに興味がある方であれば興味深い話が聞けること1000%ですが、メニューについては西川さんが調理されているので(ドリンク等はのぞく)、話か食事か二者択一を迫られることを念頭に置いておきましょう。
いただきます
スチームド・チキンプレス、ということでアメリカンなプレートを想像していましたが、ここは「和」という感じのお膳。
メニュー名の通りですが、あっさりと頂ける蒸し鶏を中心に沢庵、お味噌汁、季節のワラビの和え物、といったお膳をおいしく頂きました。(ほかのメニューも気になる)
海外経験豊かな店主をはじめ、お店の方は英語も堪能。
「銀の馬車道 カッパ」はアーティスティックな空間で異文化に触れることができるお店でした。
COMMENT
「古民家カフェ「銀の馬車道 カッパ」オープン。健康志向メニューで心も体も元気に/福崎町」についての追加情報、感想などをコメントまでお寄せください。
新装開店おめでとう🎉ございます。また、機会を作りお邪魔させて頂きたいと思います、今年で70歳になりました、そろそろ先が見えて来ましたね、お互いに頑張りまし
新装開店おめでとう🎉ございます。また、機会を作りお邪魔させて頂きたいと思います、今年で70歳になりました、そろそろ先が見えて来ましたね、お互いに頑張りましょう、(Android)