項目「ページエクスペリエンス」がGoogle Search Console(サーチコンソール)に2021年4月3週ごろより出現。
従来「ウェブに関する主な指標」という項目はありましたが、サイト内の主にモバイル向けページの使い勝手の良さについて「読み込み時間」「ページ コンテンツの視覚的な安定性」が数字として表されていました。
ページ エクスペリエンス とは
ユーザーがウェブページで操作を行った際の、情報そのものの価値(ページの内容)以外に関するエクスペリエンス(良い操作体験)の尺度となるシグナル。
2021年6月中旬より「ページエクスペリエンス」として、検索ランキングに影響を与えるシグナルのひとつとして使用が開始され、8月末までにすべてのユーザー(サイト)に展開されます。
ページ エクスペリエンス シグナル 4つの項目
ページ エクスペリエンスが「良好」と判断されるためには
ウェブに関する主な指標 | Largest Contentful Paint(LCP): 読み込みパフォーマンスの尺度。優れたユーザー エクスペリエンスを提供するには、サイトでページの読み込み開始から 2.5 秒以内に LCP を実現するようにします。 初回入力遅延(FID): インタラクティブ性の尺度。優れたユーザー エクスペリエンスを提供するには、サイトで FID を 100 ミリ秒未満に収めるようにします。 Cumulative Layout Shift(CLS): 視覚的安定性の尺度。優れたユーザー エクスペリエンスを提供するには、サイトで CLS スコアを 0.1 未満に収めるようにします。 |
モバイル ユーザビリティ | テキストの大きさやクリック可能な要素など、ページがモバイル フレンドリーであること |
セキュリティの問題 | ページに悪意のあるコンテンツ(マルウェアなど)や不正なコンテンツ(ソーシャル エンジニアリングなど)が含まれていないこと |
HTTPS | サイトで HTTPS が使用されているかどうか |
ウェブに関する主な指標レポートでは、個々のページが [良好]、[改善が必要]、または [不良] と評価されます。
まじかー
その後、あれやこれやした結果
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完全に移行は夏頃の模様
現時点ではスマホでの検索結果のみ影響を与える「ページ エクスペリエンス」。
Google が検索結果を生成する際に考慮する数百のシグナルのひとつですが、Googleによると「ページ エクスペリエンスが劣っていても、全体的に価値の高い情報を含むページを上位にランキングするようにしています。つまり、いくらページ エクスペリエンスが優れていても、コンテンツが優れたページを上回ることはありません。」とのこと。
しかしながら「関連性が同程度のページが多数存在する場合の検索ランキングにおいては、このページ エクスペリエンスが一段と重要」とのこと。
コンテンツありきではありますが、モバイルでの検索ランキングのシグナルとして評価対象となるため、良好以外の場合は対策を進めましょう。
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