私たちの住む宇宙に、またひとつ不思議でロマンチックな新事実が加わりました。
夜空に輝く「おうし座」の方向にある、まだ生まれたばかりの「赤ちゃん惑星」たち。最新の研究で、彼らの意外な姿が明らかになりました。
今回は、国立天文台や東京大学などの国際チームが発表した、「惑星の成長」に関する驚きの発見をわかりやすく解説します。
惑星の赤ちゃんは「ふわふわ」だった!
宇宙には、地球のように岩石でできた惑星や、木星のようにガスでできた惑星など、さまざまな星があります。これまでの研究で、銀河系には「地球の数倍くらいの大きさの惑星」が最も多いことが分かっていました。
では、その惑星たちは「生まれた瞬間」からその姿だったのでしょうか?
研究チームが、誕生からわずか2,000万年(宇宙の歴史ではとっても若い)の恒星「おうし座V1298星」をまわる4つの惑星を調べたところ、驚きの事実が判明しました。
- 大きさ(半径):地球の5〜10倍(かなり大きい!)
- 重さ(質量):地球の5〜15倍(大きさのわりには軽い!)
つまり、これらの惑星は「体は大きいけれど、中身はスカスカでふわふわ」な状態だったのです。
なぜ「ふわふわ」なの?
なぜ、生まれたての惑星はこんなに低密度なのでしょうか?
それは、惑星を包む「大気」が大きく膨らんでいるからだと考えられています。 生まれたての惑星はまだ熱を持っていて、その熱で空気がパンパンに膨らんでいるイメージです。
今回の発見は、「若い惑星は最初は膨らんでいて、時間が経つにつれて大気が宇宙へ逃げていき、ぎゅーっと縮んで今の姿になる」というこれまでの理論を、初めて実際の観測で証明するものとなりました。
宇宙の歴史を紐解く「進化の途中」
この4つの惑星たちは、今まさに「進化」の真っ最中。 これから長い時間をかけて、
- 温度が下がる
- 大気が少しずつ宇宙に流れ出す
- 体が小さく収縮していく
というステップを踏んで、私たちがよく知る落ち着いた惑星の姿になっていくと考えられています。
人間と同じように、惑星にも「幼少期」があり、成長とともにその姿を変えていくなんて、なんだか親近感が湧いてきませんか?
まとめ
今回の研究成果は、「ありふれた惑星たちの、知られざる子供時代の姿」を初めて明らかにした、天文学における大きな一歩です。
宇宙にはまだまだ、私たちが知らない「不思議な成長物語」が隠されているようです。これからの観測で、さらにどんな面白い事実が見つかるのかワクワクしますね。


































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