株式会社ケーオウエイが福崎町へ200万円を寄附　「企業版ふるさと納税」を活用し、もち麦のブランド戦略を支援

12月12日、鳥取県米子市に本社を置く株式会社ケーオウエイより、兵庫県福崎町に対し「企業版ふるさと納税」として2,000,000円の寄附が行われました。

同社による福崎町への寄附は、昨年に続き2回目となります。

妖怪がつなぐ自治体と企業の縁

鳥取県に拠点を置く株式会社ケーオウエイは、同県の「水木しげるロード」に代表される妖怪を活用した街づくりと、福崎町の「妖怪による町おこし」という共通点に注目。

以前より福崎町に対して深い親近感を示しています。

昨年度の寄附金については、妖怪をフックとした「新しいひとの流れをつくる事業」に充てられ、観光振興や関係人口の創出に大きく寄与しました。

産業振興と「もち麦」ブランドの強化へ

今回の寄附金は、「安定して働くための産業振興と雇用をつくる事業」へ活用されることが決まっています。

具体的には、令和8年度以降に本格始動する「福崎町もち麦ブランド戦略」の原資として、名産品であるもち麦の付加価値向上や、それを通じた地域雇用の安定化を目指す取り組みに充てられる予定です。

企業版ふるさと納税の仕組み

「企業版ふるさと納税（地方創生応援税制）」は、国が認定した地方公共団体の地方創生プロジェクトに対し、企業が寄附を行った場合に法人関係税から税額控除を受けることができる制度です。

福崎町は、今後もこうした外部企業との連携を深めることで、持続可能な地域社会の構築と、特産品を軸にした地域経済の活性化を加速させる方針です。