例年夏も中盤になると送付されてくる健康診断の結果表。
いいものタウン編集部(株式会社いいものタウン)も労働安全衛生法第66条に基づいて定期健康診断(法定健診)を受診します。
小中学生時であれば、「成長の記録」というような意味合いが強い健康診断。
身長がいくら伸びた、体重がいくらになった、視力がー、という思い出も懐かしいものですが、事業で行う法定健診は健全に仕事を続けるために日本人の死因の上位を占める、がんや心臓病、脳卒中などを含む生活習慣病疾患の予防・早期発見を目的としたもの。
普段はあまり健康に気を遣っていなくてもこの時期だけはやたらと気になる自身の健康状態。
なんて考えることもしばしばあったり、なかったり。
そして健康診断の結果表が届いたときだけ、数値を真剣にみてしまうのはお約束。
健康診断の結果に一喜一憂
「あ、あかん、数値がちょっと悪い・・・」
結果表を見て「改善しなきゃ!」とその時は思うのですが。
脂質や肝機能、血液全般などの項目については運動や食生活の改善というのはお約束として生活を変えるのはなかなかに大変。
各種項目の詳細については厚生労働省が提供する「e-へルスネット」に譲るとして健康な人であってもちょっと気になる「BMI」の項目。
BMI
BMIは「Body Mass Index」の略語でボディ・マス指数、体格指数とも呼ばれるもので肥満度を表す指標として国際的に用いられている体格指数のこと。
体重(kg) ÷ (身長(m)×身長(m)) = BMI値
で求めることができ、計算方法は世界共通ですが、肥満の判定基準は国によって異なり、WHO(世界保健機構)の基準では30以上を”Obese”(肥満)としています。
なお、日本肥満学会の定めた基準では18.5未満が低体重(やせ)、18.5以上25未満が普通体重、25以上が肥満とされており、25を超えると脂質異常症や糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクが2倍以上になり、30を超えると高度な肥満としてより積極的な減量治療を要するものとされています。
なお内臓脂肪の蓄積は必ずしもBMIと相関しないため、メタボリックシンドロームの診断基準には盛りこまれていませんが、メタボリックシンドローム予備軍を拾い上げる意味で特定健診・特定保健指導の基準にはBMIが採用されています。(e-へルスネット)
計算フォームを作ってみた
というわけで、健康診断結果のときにだけBMIを気にする、編集部ですが「普段から自身のBMIはどれぐらい?」「自身の身長なら適正体重(=BMI 22となる)はいくら?」と計算できるようにしてみました。
健康診断が終わった人も、これからの人も試してみてはいかが。
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