ジャンボタニシの卵塊
用水路(水口)の卵塊。
ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の不思議な性比
九州沖縄農業研究センターによると、「たくさんの卵塊から孵化貝を取り出し、実験室内で50日以上飼育して大きくしてから雌雄を判別すると、ほぼ雌雄同数、卵塊ごとに孵化貝を飼育すると、雌、または雄のみに偏る」のだそう。
全体としては雌雄がほぼ1:1となるようですが卵塊毎では雄のみ、雌のみとなる理由は現在分かっていません。
ジャンボタニシの防除対策(移植水稲)
秋期の石灰窒素(発生量が多い場合に実施)
殺貝効果のある石灰窒素を散布。
いつ・どのように | 水温が17℃以上の時期に、3~4日間湛水を保った後、石灰窒素を散布 |
留意事項 | ・魚毒性が高いため、田面水は水路に流さず自然落水させる ・窒素成分を多く含むため、次作の施肥量を減らす調整が必要。 |
冬期の水路の泥上げ(発生量が多い場合に実施)
物理的な破砕を行うとともに貝を厳寒期の寒風にさらす
いつ・どのように | 殺貝効果が高まる厳寒期(1~2月)に実施 |
留意事項 | 掘り上げた泥は、未発生ほ場に持ち込まない。 |
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