利用者の多さ故にセキュリティーホールを突いた脆弱性やバグ対応からアップデートされることも多いWordPress(ワードプレス)。2020年9月には5.5系がリリースされました。
5.5 ブランチ
5.5.1 | 2020年9月2日 |
5.5 | 2020年9月1日 |
※ https://ja.wordpress.org/download/releases/
5.4 ブランチ
5.4.2 | 2020年8月15日 |
5.4.1 | 2020年6月10日 |
5.4 | 2020年4月28日 |
※ https://ja.wordpress.org/download/releases/
アップデートは自身で任意かサーバー側で自動
フル権限で運用されているアカウントであれば「ダッシュボード」の更新、または管理画面の右下にワードプレスのバージョン表記を見られた方も多いはず。更新バッジがつくとやはり気になるものです。
バグやセキュリティーホールへの対応から最新版が推奨であることは当然ですが運用の環境(主にプラグインやテーマ)によっては新環境での動作が安定しないことも多々あります。当サイトが利用しているサーバーではサーバー側で動作確認がされた後、自動的にアップデートされる仕組み。
ユーザー側での任意更新の場合、当然セキュリティーリスクが高くなるため、共用サーバーでは一律バージョンをあげるのも理解できるところ。(最新Verで動作するのであればそれに越したことはない)
WordPress(ワードプレス) 5.5.1
さて9月25日現在、WordPress(ワードプレス)の最新バージョンは9月2日にリリースされた「5.5.1」。9月23日から24日かけて自動的に当サイトの環境は変更になりました。
ん?なんか重い・・・。
機能やシステムが大きく変わるメジャーアップデート(例:4.0から5.0)の場合は予め更新スケジュールがユーザーに通知されるのですがバグ対応などのマイナーアップデート(例:5.4から5.5)は自動更新。
ちなみに制作と保守を担当させて頂いている数サイトについては問題が無かったので一安心。
5.5からの主な変更点
- 画像を遅延読み込みすることで投稿とページの速度が速くなります。
- デフォルトでXMLサイトマップ
- ブロックエディターに新機能
新規でサイトを構築する場合はプラグインに頼らずとも、遅延読み込みやXMLサイトマップ生成はありがたいところ。またブロックエディターからワードプレスを始められる場合も問題はありませんがすでに何年も運用されているサイトであれば「遅延読み込み対応」「XMLサイトマップ生成」「クラシックエディターで投稿」というパターンも多いのでは。
重複機能についてはプラグインとの競合で動作不良が起こる可能性もあるため動作確認はぜひ行いたいところ。
で、当サイトの場合、
「うごくっちゃうごくけど読み込み1分って・・・」
プラグインの入れすぎが原因なのは分かっているのですが様々な可能性や汎用性の兼ね合いで膨れに膨れいまや「70」。通常、適切なのは15ぐらいまで、というなか多すぎ。まー例の機能が原因なのでしょう。
5.5.1に対応すべくプラグインを更新
プラグインの5.5.1への対応状況が100%であることを確認しながら更新。
でも、重い。重すぎる。キャッシュの削除やデータベースの最適化、5.5からカルーセルやスライダーなど動きに関わるjQuery Migrateが読み込まれないことについても対応してみたのですがどうにも動きが悪い。
ってことで
5.4.2にレストア(戻しました)
しかしながら保守をしているサイトや今後のことも考えるとプラグインの再考や5.5系に対応したサイトをテスト環境で制作予定。
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