「コロナ禍」でも自社の強み活かす、技術者集団|株式会社アムデック(AMDEC)

外れない知恵の輪がヤバかった!技術の無駄づかい?株式会社アムデック(AMDEC)

「妖怪の町」、「住みたい町」と知名度が高まる兵庫県神崎郡福崎町。

2020年は新型コロナウイルスによる影響を多くの業種が受けていますが「コロナ禍」にあって元気なモノづくり企業のひとつ「株式会社アムデック」が福崎町にあります。

ねこさん
ねこさん
辻川山公園のガジロウ(カッパ)や逆さ天狗が話題になりがちですが福崎町は県下有数の工場団地を有する製造業が盛んな街でもあるんですよねー

代表取締役の石井社長にお話をお聞きしました。

株式会社アムデック(AMDEC)

所在地:〒679-2203 兵庫県神崎郡福崎町南田原2092 (MAP)

ねこさん
ねこさん
英語表記だと「AMDEC」。オートマティック(Automatic)・マシン(Machine)・デザイン(Design)&エンジニアリング(Engineering)・コーポレーション(Corporation)の略で省力化・自動化設備の部品を一括で製作されています。

経営理念

私たちは世界に誇る日本製品を“造る技術”によって支え、“ものづくり日本”の伝統を進化させる“技術者集団”になろう。

遊びゴコロを大切に

石井社長
石井社長
これ、おもしろくないですか?

なんか出てきました

「コロナ禍」でも自社の強み活かす、技術者集団|株式会社アムデック(AMDEC)

知恵の輪好きな「うさ(仮)」はその類かと手にとってみたのですが。

うさ(仮)
うさ(仮)
継ぎ目も無いし、外すのムリ!どうなっているんですか、これ?
石井社長
石井社長
実は一つのアルミの塊から削りだして二つのパーツにしているんですよ。
うさ(仮)
うさ(仮)
まじですか!それは外れないはず・・・。

「コロナ禍」でも自社の強み活かす、技術者集団|株式会社アムデック(AMDEC)

こちらは二種類の金属を高速で擦り合わせ、摩擦熱によって金属が軟化すると同時に圧力を加えて接合する摩擦圧接技術を用いて作られたもの。もとは4つの金属パーツだったようですが継ぎ目がまったく分かりません。

省力化・自動化設備の部品の制作にあたって金属加工がメインの株式会社アムデック。自社の技術力のPRにも一役買っている「遊びゴコロ」が詰まった加工品は製造の過程でできた端材を図面無しに作られたものだそう。

石井社長
石井社長
図面があればこういった加工品を製作できる人も多いですが、何も見ずに頭の中で考えながらこれを作るのはなかなか難しいんですよね。

いや、作るのムリ・・・

社員全員で作る「知的資産経営報告書」

「コロナ禍」でも自社の強み活かす、技術者集団|株式会社アムデック(AMDEC)©株式会社アムデック 知的資産経営報告書 2020 (画像クリックで表示)

2015年に前社長(現会長)より経営のバトンを引き継ぎ、5年。この5年間で、創業時から支えてくれた社員から次世代を担う社員への世代交代も進んだという株式会社アムデック。

「設立当時の思いや経営理念、当社の存在理由を改めて皆で考え共有する機会を設けることで、より高いチームワークを発揮し、全体経営を目指したい」と、知的資産経営報告書の作成を社内全員で2019年10月の消費税増税と合わせて取り組み開始。

自社の強みを知る

2015年に福崎町商工会の経営革新セミナーに参加。

会社の価値を高める目的で申請書類を作る中、自社の強みが製造に必要な「手書き図面」だと気付いたという石井社長は手書き図面のさらなる改良を行い、2015年12月には「経営革新計画」承認、2019年9月には「ひょうご仕事と生活の調和推進企業」に認定。

現場改善活動で、社員が働きやすい環境作りが行われています。

全員で考え、共有

「コロナ禍」でも自社の強み活かす、技術者集団|株式会社アムデック(AMDEC)

©株式会社アムデック 知的資産経営報告書 2020

石井社長
石井社長
社員の皆も普段と全く違う頭脳を使わなくてはいけないので大変だったと思いますが、ディスカッションでは頑張って考えて意見を出してくれました。事前に当日までの課題を与えられたりして、学校に通っていた時を思い出したのではないでしょうか?

と話す、石井社長。

「コロナ禍」でも自社の強み活かす、技術者集団|株式会社アムデック(AMDEC)

「コロナ禍」でも自社の強み活かす、技術者集団|株式会社アムデック(AMDEC)

知的資産経営報告書を全員でアイデア出し。手書きのメモがずらり

ねこさん
ねこさん
ちなみに上記は知的資産経営報告書ディスカッション資料の一部。報告書の1ページを作るのに半日、工場を止めて全員で考えられたのだそう。

漠然とした考えを言葉に

石井社長
石井社長
普段と違う業務に携わり、それを普段の業務にフィードバックすることができるよう社員一人一人が考える事が大切ですね。

「何故仕事が途切れることがないのか?」「お客様は当社にどの様な事を期待しているのか?」「他の社員はどの様な考えで仕事を行っているのか?」といった、漠然とした考えを言葉に表し皆で共有することで普段の業務にフィードバック。

2019年の流行語大賞にラグビー日本代表の「ONE TEAM(ワンチーム)」が選ばれたことは記憶に新しいところですが、社員全員で自社の納品の流れや、各プロセスでの業務内容を共有することで会社の中での自身の役割や業務内容、全体をより効率化するためにはどうすれば良いかを再認識することができたのだそう。

ねこさん
ねこさん
全員で作った知的資産経営報告書は社員みなさん全体経営の参考書となるんだって。

関連:ひとりひとりがスペシャリスト。人を育て街を育てる|株式会社アムデック(AMDEC)

株式会社アムデックの描く未来

漠然とした考えを言葉に表し皆で共有し、それを普段の業務にフィードバックさせていくことで、お客様目線による製品づくりの意識向上に取り組み、更に顧客満足度を向上させるひとつとして「知的資産経営報告書」が完成。

将来ビジョンを明確にし、定められたアクションプランを実践していく事で、「省力化機器の設計~製作までトータル受注できる強み」「使用目的に合った部品の最適化提案が出来る当社の強み」を更に強化し、受注範囲の拡大を目指したい、と石井社長。

兵庫県神崎郡福崎町の「技術者集団」、株式会社アムデックでは今日も新しい製品が生まれています。

(文・構成 いいものタウン)

基本情報

株式会社アムデック

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