神崎郡市川町の十柱神社(とはしらじんじゃ)の巨大干支飾りはその緻密さ、丁寧な技から年々注目度が上昇。
2019年12月に奉納された「子(ネズミ)」はその愛くるしさもあって多くの人が参拝に訪れられたそう。そんな十柱神社の干支飾りが2020年も奉納に向けて制作が進んでいます。
上瀬加公民館
通りかかったところ、4、5名の方が作業中。2021年の干支「丑」の制作が進んでいました。
巨大干支飾り
市川町上瀬加(かみせか)には複数の地区がありますが上瀬加全体の「古代米の会」の有志で制作されている干支飾りは2020年で11年目。
干支飾りの稲刈り後の9月から制作が始められ完成まで約3ヶ月。デザインと設計は建築業の経験があるお一人が担当されているようで将来的な後継者については大きな問題だそう。
「卯(ウサギ)」から初めたので来年の「寅(トラ)」でちょうど一周するねん。それまではつづけたいですね
奉納は202112月20日(日)の予定で2021年の桜のシーズンが終わる頃まで見ることができます。
サイト内関連:十柱神社(とはしらじんじゃ)干支飾り | 市川町上瀬加
干支飾り制作の流れ
模型・原型作り
写真などの素材から模型作り。こちらは骨組みとなるベニヤ板などの構造。
細部の作りこみがすごい、干支の顔の部分は稲ワラで覆うイメージの元になる模型も。
稲藁で表面を覆っていく
胴体部分
奉納後は見ることができない干支飾りの内部。
顔部分
頭の裏側から
上瀬加地区の有志の皆さんが作成して奉納される藁製の巨大干支飾り。2021年は12月20日に奉納予定。
十柱神社
所在地: 〒679-2303 兵庫県神崎郡市川町上瀬加1729−1
※2020年の干支「子(ネズミ)」の様子
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