新生「さいとう元彦ちゃんねる」がなんかゆるい！／兵庫県

「政治の話って、なんだか難しくて近寄りがたい……」 そんなイメージをガラリと変えてしまうのが、最近の兵庫県政。

知事を「推す人」も「推さない人」も、まずはフラットに「今の斎藤知事ってどんな感じなの？」を知るためのツールとして、実はYouTubeがめちゃくちゃ使えるんです。

今回は、再選から1年が経ち、ネット界隈をざわつかせている「さいとう元彦ちゃんねる」がまったりしすぎらしいので見てみましょう。

推しアニメに一人語り…再選1年で見せた知事の「素顔」は判断の材料になるか？

兵庫県民のみならず、全国から注目を浴び続けている斎藤元彦知事。

かつての「文書問題」や「不信任決議」といった緊迫したニュースの印象が強い方も多いはず。また定例記者会見での記者からの追求も継続中。

しかし今、知事の公式YouTubeチャンネル「さいとう元彦ちゃんねる」が、意外な方向へ進化を遂げているんです。

そもそも、なぜYouTubeを始めたの？

2024年10月、不信任決議を経て開設されたこのチャンネル。 当時の知事の言葉を借りれば、「報道だけでは伝わりきらない自分の真意を、直接届けたい」という切実な思いからスタートしました。

いわば、メディアを通さない「直接のメッセージ」だったわけです。

2024年の「決意」から、2025年の「ゆるさ」へ

再選からちょうど1年が経った2025年11月17日。感謝の動画を境に、11月22日からは「毎週土曜日更新」というYouTuberさながらの定期配信がスタート。

しかも、その内容がこれまでのイメージを覆すほど「ゆるい」のです。

旧：さいとう元彦ちゃんねる（2024/10/31以前）

• 届け、さいとう元彦の声！YouTubeを始めました！
• さいとう元彦ってどんな人？【Part 1.誕生から青春時代まで】誰も予想できない驚愕のエピソードがありました。
• さいとう元彦ってどんな人？【Part 2.青春時代から現在まで】地方自治に携わりたいと思ったキッカケは◯◯時代にあった！
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新：さいとう元彦ちゃんねる（2025/11/17以降）

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ここが「新生」！見どころ3ポイント

緊迫感ゼロ！？「まったり一人語り」スタイル

兵庫県公式HPで見られる「定例記者会見」といえば、記者の鋭い質問に知事が答えるピリついた空間。

しかし、YouTubeでは打って変わってまったりモード。知事がカメラに向かって一人で語りかける姿は、まるで近所の人のような親近感（？）が漂っています。

ギャップがすごい！「推しアニメ」を語る

驚きは、知事が自身の「推しアニメ」について語るシーン。

「最近では〇〇見ました」と、定例会見では1秒も見せないような柔らかい表情で語る姿は、「知事も私たちと同じ一人の人間なんだな」と再確認させてくれます。

ゆる〜く語られる「政策」と「兵庫の魅力」

堅苦しい資料を読み上げるのではなく、リラックスした雰囲気の中で県の魅力をPR。肩の力が抜けている分、言葉がスッと入ってくるという意見も。

「推す・推さない」の前に。多角的な視点で判断するために

情報発信には、必ず「見せたい姿」があります。

このYouTubeを見て「親しみやすい！」と感じるか、「もっと厳格に振る舞ってほしい」と感じるかは人それぞれ。「知事を応援しているから見る」のもアリですし、「判断材料としてウォッチする」のも大人な楽しみ方です。

• YouTubeで「人となり」を見る （話し方、表情、趣味、伝えようとする姿勢をチェック）
• 兵庫県HPで「会見記録」を読む （YouTubeで言っていたことが、公的な場でどう実行されているか確認）

まずは一度、土曜日の「ゆるい斎藤知事」を覗いてみてはいかがでしょうか？ 「正しい判断」は、多角的な情報収集から始まります。