毎年2月下旬から3月上旬に解禁となる「いかなごシンコ(稚魚)漁」について、兵庫県と大阪府の漁業者は「いかなご」の資源保護の目的で毎年解禁日と操業時間を取り決めており、今年は3月1日(火)に解禁となりました。
また、兵庫県の郷土料理として知られる「いかなごのくぎ煮」の販売も3月2日(水)に開始予定です。
関西地方では稚魚を「シンコ」と呼び、「いかなご」のシンコで作った「いかなごのくぎ煮」は、いかなご漁が盛んな淡路市岩屋地区の小さな漁師町でも春の風物詩として親しまれています。
「新鮮な魚を少しでも早く加工場へ」という漁師たちの意識の高さは、荷揚げ場から加工場までの距離が近いこの町ならではです。漁師たちの努力によって鮮度を保ったまま届けられた「いかなご」は、岩屋っ子はもちろん、島外からの観光客にも人気の逸品へと加工されます。
「いかなごのくぎ煮」の匂いが町中に漂い始める頃、岩屋にも待ちに待った春の足音が聞こえてくるのです。
明石海峡大橋に日本一近い絶景道の駅として知られる「道の駅あわじ」でも、毎年根強いファンを有する自家製くぎ煮を3月2日(水)から販売予定です。社内でも限られた加工担当者しか知らない秘伝のレシピで炊き上げるくぎ煮は、だしを効かせたこだわり醤油が甘辛く薫る逸品です。
「いかなごのくぎ煮」商品概要 (道の駅あわじ)
道の駅あわじの「いかなごのくぎ煮」
商品名 | 新物「いかなごのくぎ煮」(100g) |
昨年度参考価格 | 600円(税込)※仕入状況により変動 |
販売場所 | お土産店 レストラン「海峡楼」「エキナカ食堂」 ※お食事に+100円で小鉢を提供 |
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