神河町東柏尾の桜の山、桜華園すぐ近くの薬王子神社(やくおうじじんじゃ)では例年2月19日に春季大祭が行われます。「薬神さん」の名で長く地域の方に親しまれ、厄除けに参られる伝統行事。
春季大祭の様子
※2021
緊急事態宣言下ではありますが、厄除けを希望される声も多く、随所に消毒液や参拝ルートの一方通行などの対策の上、開催されました。
「薬神さん」に行ってきた
桜のシーズンには桜華園の駐車場にもなるこちらがどうやら駐車場。平日でしたが多くの車が停まっており、出店なども確認。
薬王子神社への参道
鳥居付近
鳥居あたりまで数店の出店を確認しましたが、鳥居を撮ろうとすると「鬼滅の刃」の幟が。厄除け、鬼除け、という点ではかぶっているのか、とか思いつつ鳥居をくぐります。
少し進むとの看板を発見。お社までは一本道ですが森全体は広大な様子。「かんざき薬神の森 案内図」なのか「やしろの森」なのかは不明。
絵馬「えぇじゃないか図」
兵庫県重要指定文化財で、慶応4(1868)年に奉納されたものです。52人の村人がえぇじゃないかと浮かれ騒ぎ乱舞する姿が表情豊かに描かれています。現品は歴史博物館に所蔵され、現在掲げてあるものは写真とのこと。(神河町観光協会)
境内にあった気になる石碑
薬王子神社 春季大祭
古老の口碑伝誦によれば神社創立の位置は舊屋敷と称し、現在の位置より南方谷地にありしがこの地に遷座すと云う。(兵庫県神社庁)
参拝される方はご年配の方が多い印象でしたが、お子さん連れで家族で参られる方も。例年であれば但馬、播磨一円からの参拝者で賑わい、厄年にあたる人の御祈祷は朝早くから夕刻まで途切れないのだそう。
本殿内では厄除けの祈祷が行われており、厳かに行事が執り行われていました。
例祭日 | 2月19日 |
時間 | 8:30~17:00 |
場所 | 薬王子神社 〒679-2425 兵庫県神崎郡神河町東柏尾718−1 |
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