兵庫県神崎郡市川町で、町のPRと交流人口の増加を目的に、地元の小学生たちが育てた町花「ひまわり」の種を添えたメッセージカードを風船に託して飛ばす「いちかわ夢ふうせんプロジェクト」が行われました。
このイベントは2024年11月27日(水)に川辺小学校と瀬加小学校の2校で実施され、約600個の風船が空高く舞い上がりました。
いちかわ夢ふうせんプロジェクト
子どもたちの想いをのせて大空へ
プロジェクトを主催するのは、市川町 緑の少年団。イベントに使用された風船や紐は環境に配慮し、すべて自然に還る有機物で作られています。
風船には「拾ってくれてありがとう」「市川町に遊びに来てね」といった子どもたち自身の手書きメッセージが添えられ、ひまわりの種が貼り付けられました。
この種は「ひまわりスマイルプロジェクト」を通じて育てられたもので、子どもたちの努力の結晶。
プロジェクトは町内4校のうち2校ずつ隔年で行われており、今年は川辺、瀬加の2校で開催。2年生以下は前回参加しておらず、わくわくが抑えきれません。
新たな試みと一体感
今年の開催は例年1月から初めて11月へと変更。
これは天候や気温への配慮によるもので、より多くの方々に楽しんでいただけるタイミングとなりました。
また、これまでオンラインで2校をつないで行われていたカウントダウンを見直し、両校それぞれで風船リリース時間を合わせて一斉に飛ばす形式に。
今回は風も過去一番おだやかで、飛び立つ風船の光景は長く子どもたちの胸に響いたことでしょう。
受け取った方へのプレゼント
風船を拾った方は、市川町役場地域振興課内の「市川町緑の少年団事務局」(TEL: 0790-26-1015)に連絡すると、市川町の特産品1万円分がプレゼントされます。
応募期限は2025年1月31日まで(※一番遠くの方)。
ひまわりの種とともに市川町の魅力を広め、子どもたちの未来への希望を届ける「いちかわ夢ふうせんプロジェクト」。風船の行方が新たな縁につながり、町の魅力がさらに広がることが期待されます。
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