国立天文台は14日、「131億光年かなたに潜む超巨大ブラックホールの前兆を発見」とした記事を公開。本研究成果は2022年4月13日付で英国の科学雑誌『ネイチャー』にも掲載されました。
ハッブル宇宙望遠鏡、すばる望遠鏡などの宇宙望遠鏡や地上望遠鏡による観測画像から発見された、131億光年かなたの遠方宇宙に潜む、塵(ちり)に覆われた非常にコンパクトな天体は、急激に成長しているブラックホールの特徴を示しており、「理論的に予測されていながらも長年見つかっていなかったこのような天体の発見は、宇宙初期における超巨大ブラックホールの成長の謎に迫る重要な成果」と国立天文台。
画像:© ESA/Hubble, N. Bartmann 「超巨大ブラックホールの前兆を示す天体「GNz7q」の想像図」
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