未来への鍵、スマホで開ける。川西市、市内全学校門扉にスマホを利用したオートロックシステム導入

川西市では、2023年10月から市内の学校で新たな安全対策がスタートしました。

市立小学校・中学校・特別支援学校の門に、スマートフォンを使ったオートロックシステムを設置するというもので子どもたちの学校生活を守るため、東谷中学校など一部の学校で運用がスタートしています。

背景には、令和３年度における川西北こども園の整備があります。

その際、川西北小学校に一時的に幼稚園が移転し、初めて門にオートロックを導入。

しかし、職員が不在の場合に対応が難しいなど実際の運用で問題が発生していました。

そこで、市は全ての市立小学校・中学校・特別支援学校にスマートフォンで操作できるオートロックシステムを導入することを決定。

令和５年１０月からは東谷中学校などで段階的に運用が始まり、これにより子どもたちの学校生活だけでなく、教職員もアプリで来訪者を確認し、遠隔で鍵の操作が可能になりました。

この新しい安全対策には、アイホン株式会社のシステムが使われました。同社は学校への設置経験はなかったものの、市や施工業者と協力し、技術支援を通じて実現しました。これにより、未来への扉がより安全かつ確実に守られることとなりました。