厚生労働省は6月8日、子どもの予防接種と乳幼児健診について一番必要な時期に受けていただくことが重要として新型コロナ対策のために受診を遅らせることのないよう呼びかけています。
新型コロナウイルス感染症の流行後に、外出自粛要請などの影響で、規定の期間内に予防接種を受けられなかった方でも、公費接種を受けられる場合があります。まずはお住まいの市区町村にお問い合わせください。
赤ちゃんの予防接種を遅らせると、免疫がつくのが遅れ、重い感染症になる危険性が高まります。
このような観点から、新型コロナウイルス感染症の流行が気になる保護者の方にも予防接種と乳幼児健診を適切な時期に受けることの重要性について周知することを目的としたリーフレット「遅らせないで!子どもの予防接種と乳幼児健診」を作成し、自治体や関係団体に提供し、新型コロナ対策のために受診を遅らせることのないよう呼びかけていますので、お知らせいたします。(厚生労働省)
なぜ、予防接種や乳幼児健診を遅らせない方がよいの?
予防接種のタイミングは、感染症にかかりやすい年齢などをもとに決められています。
特に、生後2か月から予防接種を受け始めることは、お母さんからもらった免疫が減っていくときに、赤ちゃんがかかりやすい感染症(百日せき、細菌性髄膜炎など)から赤ちゃんを守るために、とても大切です。
乳幼児健診は、子どもの健康状態を定期的に確認し、相談する大切な機会です。適切な時期にきちんと乳幼児健診を受け、育児で分からないことがあれば、遠慮せずに医師、保健師、助産師などに相談しましょう。
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