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訪問購入のトラブル増加中!お皿の買取がきっかけで貴金属まで強引に買い取られるケースや盗難も

最近、訪問購入に関連するトラブルが増加しており、高齢者を中心に深刻な被害が報告されていることから独立行政法人国民生活センターは公式サイト上で注意喚起を行っています。

「不用品を買い取る」といった勧誘をきっかけに、大切な貴金属が持ち去られたり、犯罪まがいの行為に巻き込まれるケースもあるようです。

国民生活センターによれば特に80歳以上の女性が被害者となる事例が多く、注意が必要です。

©独立行政法人国民生活センター

訪問購入トラブルの実例

以下のような相談が寄せられています。

  • 知らない間に金のネックレスや指輪がなくなっていた。
  • 貧しい国に寄付すると言われ承諾したが、業者が帰った後に指輪がなくなった。
  • 母の形見の指輪を無理やり買い取られてしまった。

このような事例を見ると、悪質な業者が高齢者の善意につけ込み、断りづらい状況を作り出していることが明らか、と独立行政法人国民生活センター。

トラブルを防ぐためのポイント

  • 突然の訪問は警戒を:知らない業者が訪問してきた場合、決して家に入れないようにしましょう。
  • 電話勧誘にも注意:訪問を軽率に承諾せず、慎重に対応しましょう。
  • 一人で対応しない:訪問を承諾する際は、家族や信頼できる人と一緒に対応することを心がけましょう。
  • トラブル時はすぐに相談を:不安や疑問があれば、消費生活センターや警察に早めに相談しましょう。
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困ったときの相談窓口

  • 消費者ホットライン:「188(いやや!)」
    全国共通の3桁の電話番号で、お住いの地域の消費生活センターにつながります。
  • 警察相談専用電話:「#9110」
    緊急でない場合の相談はこの番号におかけください。

周りの高齢者を守るために

ご家族や近隣の高齢者が被害にあわないよう、日頃から生活状況や行動の変化に気を配ることが重要です。何か不審なことに気づいたら、消費生活センターや警察に早めに相談してください。

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