2024年6月21日(金)、兵庫県立福崎高等学校にて、地域探求学習の一環として妖怪ベンチめぐりが実施され、2年生のコース選択者、約30名の生徒が参加し、妖怪を活かした町おこしについて学びました。
地域探求学習の目的と内容
2024年度の地域史探究調査方法学習では、以下の目標が掲げられています。
- 地域調査探究方法の習得:具体的な実践例を通じて学ぶ。
- 地域の史跡を活用したプレゼンテーション:史跡を巡検し、地域紹介のプレゼンを作成、情報発信の方法と能力を培う。
- コミュニケーション能力とプレゼンテーション技能の向上:グループ活動や共同研究を通じて育む。
- 福崎町への愛情の育成:地域巡検を通して町への理解と愛情を深める。
福崎高校の生徒の7割は町外からの通学者であり、3年間通っても町のことをよく知らないまま卒業することが懸念だった、という担当の間森先生。
「今年はフィールドワークの時間も多く取っている、地域外在住の生徒にも町のことをもっと知ってもらい福崎愛を育んでほしい」とコメント。
妖怪ベンチめぐりの実施
妖怪ベンチめぐりでは、高校近辺の「アマビエ(福崎駅前)」から始まり、「猫また( グルメミ―トにしおか)」、「天狗(天狗寿司)」を訪問。
最終目的地の「雪女(エルデホール)」では、福崎町地域振興課の職員から「河童と妖怪を活かした町づくり」のついて説明が行われ、生徒たちは福崎町のユニークな地域振興の取り組みを直接学びました。
学習の成果と今後の予定
学習の後半では、生徒たちがパワーポイントでの資料作成や発表会を行う予定です。これにより、学んだことを形にし、発信する能力を実践的に培う機会となります。
福崎高校の地域探求学習は、地域外からの生徒にも福崎町の魅力を知ってもらい、愛着を持ってもらうための重要な取り組み。
今後も地域との連携を深めながら、生徒たちの成長と地域活性化に貢献していくことが期待されます。
COMMENT
「福崎高校で地域探求学習が実施:「妖怪ベンチめぐり」で学ぶ町おこし/福崎町」についての追加情報、感想などをコメントまでお寄せください。