少なすぎて逆に気になる！兵庫県内「ふるさと納税額」ランキング

自治体からのプレスリリース情報などをもとに取材を行っている当サイトですが、ふるさと納税に関わる話題も少なくありません。

最近では福崎町の「納税自販機」加西市の「NFT返礼品」、加古川市「棋士と対局できる返礼品」などなど話題豊富。

11日、各市町のSNSを見ていると市川町は3年ぶりに開催される「ふるさとチョイス大感謝祭」に出店するとか。兵庫県からは他に丹波篠山市、丹波市、養父市、朝来市が出店します。

第10回ふるさとチョイス大感謝祭2024

第10回ふるさとチョイス大感謝祭が今年もパシフィコ横浜で開催！全国各地から150以上の自治体が大集結。地域の魅力との“特別な出会い”をお楽しみください。

daikanshasai.furusato-tax.jp

ふるさと納税、といえば先日、福崎町ふるさと納税自販機の件で取材した際に、福崎町尾崎町長いわく、「福崎町のふるさと納税額は6,600万円で～県内では少ない」というような話を聞いたことを思い出し・・・。

「ふるさとチョイス大感謝祭」のことを書こうかと思いましたが変更。

うさ

どれぐらい少ない？逆に多い市町村は？

兵庫県内41市町村の「ふるさと納税額」が気になる！

兵庫県内41市町村の「ふるさと納税額」ランキング（金額順）

総務省ふるさと納税ポータルサイトの「令和3年度受入額の実績等」資料を見ると令和3年度は兵庫県全体でふるさと納税額は約290億円。

兵庫県内の41市町村について確認してみると1位は「洲本市」2位は「加西市」3位に「神戸市」となっていますが、1位、2位が約78億円、約64億円と圧倒的。また上位に「洲本市」「南あわじ市」「淡路市」と淡路島の自治体が軒並み上位に入っていることも目立ちます。

少ないのは「播磨町」で他市町が億を超える中、「7万円（2件）」というのは清清しさすら覚えます。

「播磨町」のふるさと納税額に注目してみた

上記でも触れましたが「播磨町」が極端に少ないのが気になります。

「余計なお世話」と言われそうですが、見てみると2012年（平成24年）からは100万円ぐらいを推移していますが2019年（令和元年）には30万円弱になりその後減少。

2020年の町議会で当時の清水町長は「税はサービスを受けている居住地に納めることが筋。返礼品で納付先が左右される仕組みは、以前から賛成できない」として寄付への返礼品は用意していないのだとか。

そういった理由から総務省で計上される播磨町のふるさと納税額は極端に少ない模様。昨今主流となっている「ふるさと納税」関連サイトにも返礼品の登録は確認できませんでした。

ふるさと応援寄附金（ふるさと納税）

www.town.harima.lg.jp

「ふるさと納税」と言えば自治体間による競争激化により2019年6月より「返礼品の返礼割合は3割以下」といった新制度がスタートしています。

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