神河町山名町長の“偽アカウント”が出現。誤フォローに気をつけて！

最近、InstagramやX (旧Twitter)、TikTokといったSNSで、本物そっくりの偽アカウントが増えているのをご存知ですか？

人気のあるアカウントほど狙われやすいようで、7月30日頃から、山名町長のInstagramの偽アカウントが出現しました。

偽アカウントはフォロワーを増やし続けています！

この偽アカウント、なんと関連アカウントを次々とフォローし続け、7月31日現在、そのフォロー数は7,000人を超えています。

そして残念ながら、その中には約500人もの方が山名町長本人だと勘違いしてフォローしてしまっている模様。

偽アカウントの目的

偽アカウントの目的は多岐にわたりますが、多くの場合、以下のいずれか、または複数の目的を複合的に持っています。

金銭詐取（詐欺）

• 投資詐欺: 有名人や専門家になりすまし、偽の投資話を持ちかけてお金をだまし取ります。
• 商品販売詐欺: 偽のECサイトやキャンペーンを装い、商品代金をだまし取ったり、粗悪品を送ったりします。
• 個人情報詐取からの金銭被害: 個人情報を抜き取り、それを悪用して不正送金などを行うケースもあります。
• プレゼントキャンペーンを装う: 「当選しました」などとメッセージを送り、手数料と称して金銭を要求したり、個人情報を入力させたりします。

個人情報の窃取・悪用

• フィッシング詐欺: 本物そっくりの偽サイトへ誘導し、ID、パスワード、クレジットカード情報などを入力させて盗み取ります。
• 個人情報収集: アンケートや懸賞などを装い、氏名、住所、電話番号などの個人情報を収集し、名簿として販売したり、別の詐欺に利用したりします。
• 評判の毀損・誹謗中傷：ターゲットとなる人物や企業になりすまして、不適切な発言や虚偽の情報を投稿し、その人物や企業の社会的評価を貶めようとします。
• 炎上を狙い、意図的に議論を煽るような投稿を行うこともあります。

承認欲求・愉快犯

単純に注目を集めたい、目立ちたいといった目的でなりすましを行うケースもあります。

この場合、直接的な金銭被害が発生しないこともありますが、結果的にターゲットに風評被害をもたらす可能性があります。

今回の神河町山名町長の場合は、まだ具体的な被害は報道されていませんが、これだけ多くの人を誤フォローさせている状況を見ると、今後上記のような詐欺や個人情報窃取などに繋がる可能性があります。

偽アカウントは非常に巧妙に作られていることが多いため、ユーザー側も常に注意を払う必要があります。

山名町長も困惑…「sogo_yamonaは偽物です！」

この事態を受け、山名町長本人もSNSを通じて注意を呼びかけています。

「昨日から山名宗悟の偽アカウントが作られ、悪用されています。sogo_yamona は偽物です。ご注意下さい。出来ましたら、インスタグラムの運営に報告頂ければ助かります。」

さらに、フォロワーの皆さんに分かりやすいように、偽アカウントと本物のアカウントを見分けるヒントも教えてくれています。

「sogo_yamonaは偽物です。無視してください。sogo_yamanaが私です。moは偽物です。」

偽アカウントはユーザー名の一部が「yamona」になっています。本物のアカウントは「sogo_yamana」ですので、皆さんもフォローする際はくれぐれもご注意ください。

私たちにできること

もし不審なアカウントを見かけたら、安易にフォローせず、まずは公式情報と照らし合わせて確認する習慣をつけましょう。

そして、もし偽アカウントだと確信したら、速やかにSNSの運営に通報することをおすすめします。あなたの行動が、他の被害者を減らすことにつながります。

これからも、安心してSNSを楽しめるように、一人ひとりが気を付けていきましょう。