「からかわ」って聞いたこと、食べたことありますか??
「からかわ」とは
からかわは、山で生きてきた人々の生活の知恵から生まれた味であり、宝物です。冬季に山椒の木を切り、裁断した後は、長い時間とのたたかいで、その結果できた珍味です。(神河町教育委員会より)
そう、「からかわ」は山椒。一般的に山椒の実を使った佃煮などは見かけますがこちらは「山椒の樹皮」を使ったもの。神河町では旧神崎町側の越知谷で明治の初期には食べられていたとか。
作っているのは?
現在、商品として「からかわ」を製造、加工されているのは「新田ふるさと村」さん。
食べてみた。
とりあえず、ひとかけら(笑)
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あ、普通に山椒の味ですね。
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あっ、シ、シビレル!!!
まー倒れる、ってのは大げさですが、実際に舌が痺れます。実の比ではないです(笑)
なんでしょう、ジンジンジンジンと5分近く。
ただすーっとその痺れが消えてしまうのが不思議。人によってはクセになるかもしれません。
冷奴に少量乗せたり、お酒のお供としても◎とか。
テレビ番組でも紹介
2011.07.14 OAの「秘密のケンミンSHOW」でも「ケンミンのおかずの無いとき 激辛編」で紹介されていました。
個人的な感覚としては「辛味」、というより「麻味」に近い辛さでしょうか。
からかわ 兵庫県・神河町山椒の樹の皮で作ったご飯のお供。幹をボイルして樹皮をはがして細かく刻み、醤油や砂糖、塩昆布などを加えて味付けする。
一般的な「からかわ」の作り方
材料
- かわかわ(山椒の樹皮)250グラム
- 大豆(水煮)1キログラム
- 塩昆布
- 木灰または炭酸少々
- 調味料 醤油120cc 酒250cc みりん250cc だしの素少々
作り方
- ①山椒の樹皮を30㎝くらいにカットする。
- ②木灰または炭酸を入れたお湯の中で、1時間くらいかけてゆがく。
- ③熱いうちに樹皮を剥がし、皮の表面を削ってきれいにする。
- ④きれいにした皮を一晩流水にさらし、アク出しをする。
- ⑤細かく刻み、沸騰した湯の中に入れ、湯通しする。
- ⑥水分をよくきってから、調味料を加え、味付けして煮込む。
- ⑦大豆、昆布を加え、煮汁がなくなるまでゆっくりと煮詰める。
神崎郡内でのお求めは
新田ふるさと村
〒679-2401 兵庫県神崎郡神河町新田340−1
カーミンの観光案内所
〒679-3112 兵庫県神崎郡神河町鍛治142−47
千ケ峰南山名水
〒679-2403 兵庫県神崎郡神河町大畑23-1
※2018年6月26日 公開記事を再編集
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