砥峰高原(神河町)で中秋の名月にあわせ開催される観月会。
一般的にはススキの見頃は、例年9月下旬ごろからですが観月会では穂が開く前のススキと夜しか見ることのできない、松明に照らされた砥峰高原の幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
開催時間が18時から21時ということもあり、遠方からではなかなか足を運べない方もいらっしゃるかもしれませんが普段は月明かりのみの砥峰高原の夜。
松明でライトアップされたこの日しか味わえない「観月会」の見どころとアクセス情報を過去のイベントの様子とあわせてご紹介。
砥峰高原観月会
9月下旬から11月上旬にかけてススキの黄金色の絨毯に
砥峰高原観月会
例年、9月中秋の名月の頃の週末に行われる「砥峰高原観月会」。年によって開催日が異なります。
2023年も中止となりましたが、イベントはどんな雰囲気なのか、どんな出店があるのかを過去情報を踏まえて以下ご参考までに。
「中秋の名月」とは、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことを指します。中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあります。中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。(国立天文台より)
イベントの基本情報
開催日 | 9月 中秋の名月の頃の週末(例年) |
時間 | 18時から21時(例年) |
内容 | 地元飲食出店・ステージイベント・松明でのライトアップ(例年) |
過去の開催日
2023年 | 中止 |
2022年 | 中止 |
2021年 | 中止 |
2020年 | 中止 |
2019年 | 9月14日(土) |
2018年 | 9月23日(日) |
2017年 | 中止 |
観月会の見どころ
バンド演奏や和太鼓演奏等のステージイベント他、地元グルメブースの出店もあり、お月見をしながら、ゆったり楽しむことができます。
地元グルメブース
※年によって出店内容は異なります。
イベントステージ
ステージの内容は年によって異なりますが、トリは地元「おおかわち太鼓」の和太鼓演奏。砥峰高原に太鼓の力強い音が響きます。
2018
とのみね自然交流館前が観客席。中ではトイレや写真ギャラリーもあります。
約350本の「たいまつ」でライトアップ
約350本という松明は、駐車場から会場(とのみね自然交流館前)、散策道(とのみね自然交流館前から池にかけて)に設置されています。
夜間のため、散策できるのは松明の設置されているエリアに限定されますが、通常夜は入れない場所にちょっとテンションが上がります。
映えるポント
水辺に映る月
砥峰高原には自然に水がたまった池のような水辺があります。(地元のお偉いさん曰く、名前は無いらしい)
広大な砥峰高原のどこからでもススキとお月様が楽しめますが、水辺に映る月がなんとも風流でオススメです。
日中の砥峰高原
ススキとお月様
月をお団子にしてみた
「砥峰高原観月会」へのアクセス
砥峰高原へは遠方からであれば播但連絡道路、神崎南ランプから約40分。近隣市町であれば国道312号から県道8号(加美宍粟線)で砥峰高原へ向かいます。
砥峰高原へ向かう前に買い物をするには
砥峰高原のイベント会場でもお弁当や飲み物の販売がありますが、事前にちょっと買い物をする場合は寺前の「寺前楽座まちの灯り」、長谷の「ふれあいマーケット」などが地域色豊か。
砥峰高原の駐車場
砥峰高原には駐車場が用意されています。ススキが見頃となるトップシーズンはススキの保全、育成のため駐車料金(協力金)が必要です。
駐車料金 | 普通車で1日1回500円・バイク1日1回200円の駐車料金(協力金)が必要 ※ススキのシーズンのみ |
砥峰高原の駐車場
観月会はススキの見頃としては少し早い季節のためか、夜間開催のためか比較的混まない印象です。ススキの見頃は2ヶ月程度ありますが、夜間ライトアップは「観月会」の一日のみとなっていました。
9月下旬にもなると高原はすっかり秋めき気温も下がるため、寒さ対策はしてお月見を楽しみましょう。
次ページ:「過去のイベント様子」
COMMENT
「砥峰高原観月会 – 見どころとアクセス|松明に照らされるススキと幻想的な月のあかり」についての追加情報、感想などをコメントまでお寄せください。