道路形状の急カーブなどにより交通事故が多発し、地元からも道路改良の要望が出るなど、懸案事項であった朝来市山東町矢名瀬町地区の国道9号線の切り替えが2月7日14時に行われました。
平成16年から平成19年にかけ、正面衝突3件、追突事故3件が発生しており、平成18年9月には5人が死傷する正面衝突事故が発生している、国道9号朝来市山東町矢名瀬町地区。
平成17年度から事業着手、但馬自治会から平成24年7月に要望書を頂き、また地元の皆様、関係機関の協力を得て平成28年度から工事が着手されました。
今回の事業により、過去から事故発生要因であった最小曲率半径がR=55mから120mへ緩和され、ドライバーの安全性向上が見込まれるほか、 歩道を整備したことにより、通学路が車道から歩道へ切り替わり、歩行者の安全性向上も期待できる、と国土交通省。事業費は約14億円。
朝来市藤岡市長は「長年の懸案事項であった国道9号線の改良工事が完了し、協力いただいた皆さまに感謝したい。今後も安全で安心な交通網の整備に取り組んでいきたい」とコメント
画像・情報:朝来市
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