福崎町第1体育館で28日、障害者スポーツ「ボッチャ大会」が開催され、町内在住者や福崎町に活動拠点がある団体12グループ52名が参加。
7歳から86歳までの老若男女が世代を超え、性別、障がいのあるなし関係なく共にボッチャを楽しみました。
福崎町第1体育館
「ボッチャ」はヨーロッパで生まれの障害者スポーツの一つでパラリンピック正式種目。
重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障害者のために考案され、現在は運動能力に影響を与える他の重度の障害を持つ選手もプレーしています。
ボッチャボール
福崎町では障害者スポーツの普及・啓発を目的とした「障害者スポーツ普及啓発事業」を行っており、令和4年8月25日(NPO法人アダプテッドスポーツ・サポートセンターが制定した「パラスポーツの日」)に1回目となるボッチャ大会を開催、今回は2回目の大会となりました。
本事業は「神戸医療福祉大学と福崎町との包括連携協力に関する協定書」を基に、神戸医療未来大学が会場の設置や競技説明、審判などで協力。
ルールについて学ぶ
戦術や戦略も重要なボッチャですが、基本的なルールは「どれだけボールを的に近づけることができるか」というシンプルなもの。
2チームに分けての対抗戦、最後の一球までどちらが勝つか分かりません。ボールを投げ入れるごとに参加者からは歓声があがりました。
障がい者と健常者、年齢に差があっても一緒に楽しむことができ、ユニバーサルスポーツとしても注目される「ボッチャ」。
参加者はボッチャ競技を通してメンバー間でのコミュニケーションの増進、「ダイバーシティ(多様性)」への理解を深めました。
福崎町では次年度についても2023年8月、2024年1月のボッチャ大会を予定しています。
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