福崎東洋ゴルフ倶楽部(兵庫県神崎郡福崎町西治)で兵庫県初となるインターネットと連動した「IoTふるさと納税自販機」の運用が開始。28日、関係者を招いての運用開始式が行われました。
福崎東洋ゴルフ倶楽部
2008年にスタートした「ふるさと納税」は所得税の還付や住民税の控除が受けられることから節税対策として、かつ、ご当地返礼品ももらえるという地域応援の仕組み。
自治体への直接の申し込みもできますが、近年ではその利便性からウェブサイトを活用した「ふるさと納税」利用者が増加しています。
総務省「ふるさと納税に関する現況調査結果」令和3年
しかしながら利用者にとっては返礼品の受け取りに多少の日数がかかかることや、自治体にとっては数ある返礼品から選ばれる必要がありました。
「IoTふるさと納税自販機」は、神奈川県藤沢市に本社をおくグローキーアップ株式会社が開発、2022年4月より運用を開始したもので「その場で納税」「返礼品をその場で受け取ることができる、使える」「町に訪れた観光客へ直接PRできる」という強みがあります。
グローキーアップ株式会社による概要説明
できるだけかんたんに「ふるさと納税」ができる仕組みを、と開発された自販機は免許証やQRコードを用いることで住所や氏名の入力を簡略することができます。また税金の控除に必要な書類は、入力した住所に後日、送付される仕組み。
福崎東洋ゴルフ倶楽部に設置された「IoTふるさと納税自販機」では、返礼品に設置場所である福崎東洋ゴルフ倶楽部、関連ゴルフ場のプレイ料金、お食事券として使える共通利用券が用意され、さっそく福崎町の河童妖怪「ガジロウ」が免許証を使って自販機を使ってのふるさと納税を行い、返礼品を受け取りました。
令和3年度は兵庫県下41市町中、37位という福崎町のふるさと納税額。
尾崎町長は「ふるさと納税による寄付金については子育て支援、教育環境の充実のための事業に充てたい」とコメント。
将来的には町内の観光施設にも直接ふるさと納税、返礼品を受け取ることができるIoT端末を設置し、寄付額を増やしていくことも考えています。
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ふるさと納税だから、福崎町の人は利用できない。(Android)
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