姫路市香寺町恒屋の県道沿いにある約1ヘクタールの畑で、赤そばの可憐な花が見ごろ。
恒屋の赤そば畑は、ニホンミツバチの飼育する活動「北恒屋みつばちプロジェクト」に関連して、ミツバチの蜜源として有力な赤そばを、アグリ香寺北恒屋支店が2018年より活動拠点に隣接した圃場に作付けしたのがはじまり。
香寺町恒屋は山城の恒屋城跡、櫃倉神社がある山間の農業が盛んな地域。もともとは棚田でしたが水利が悪かったため、乾燥に強く、観光資源にもなる赤ソバ畑に期待が寄せられます。
見ごろは10月中旬から11月上旬まで。2021年は10月24日には「赤そば祭り」も開催予定。
赤そば畑 香寺町恒屋
2021/10/12の様子
所在地 | 姫路市香寺町恒屋 |
見ごろ | 10月中旬から11月上旬 |
面積 | 約1ヘクタール |
赤そば祭り | 2021年10月24日 |
駐車場 | あり |
アクセス
農村公園 竹取の郷、香寺荘を目安に。県道409号線沿いに赤そば畑があります。
国道312線からであれば福崎町工業団地を抜けてすぐ、宍粟市方面からであれば県道23号三木宍粟線の「久畑」の信号を右折しましょう。
赤ソバの花は小さく可憐
赤ソバ畑の場所は「いいものタウン(福崎町商工会内)」からもすぐ。この辺りだろう、と車を走らせていると一面のピンクの畑が見えてきます。
「あ、コスモス」
赤ソバ畑の横にはコスモス畑。
駐車場へはこの道を登ってくることになりますが、写真だと右手が「赤ソバ」、左手は「コスモス畑」になっていました。
駐車場
周辺
恒屋城跡
赤そば畑の観光資源化でイノシシに対抗する
「北恒屋みつばちプロジェクト」の代表、中西秀直さんはこう言います。
イノシシの生息域と、人の営みである里山との領域は、50年前50対50、現在は70対30位かな。人が防獣フェイス、電気柵などでイノシシと境界確定しようとしても、イノシシは往来の自由を主張してイノシシ人口増、人の人口減の傾向は止まらない。
反撃攻勢の戦略のひとつとして恒屋の赤そば見学で多くの人を迎えて境界線でイノシシに睨みをきかせたい。
赤そばを使った手打ち蕎麦
近くのそば屋「大寿庵」(火・水曜定休)では赤そばを使った手打ちそばが提供されています。
そば屋「大寿庵」
姫路市上大野で営業していた「十割そば 大寿庵」が香寺町にて2018年10月に移転オープン。
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