姫路市安富町にある、安志加茂神社は京都加茂別雷神社(上加茂神社)の分霊を奉祀し、播磨国安志庄の荘園鎮守・総社として建立された神社で境内には安志稲荷神社、神明社、小笠原神社、金刀比羅社、池には弁天社が祀られ、色鮮やかな朱塗りの稲荷大鳥居や弁天社の渡り橋などが目を引きます。
加茂神社の初詣の大きな見どころは昭和52年(1977)から始まった稲穂一反分を使った巨大干支。
毎年1月1日には歳旦祭(さいたんさい)が行われ地域内外を問わず多くの参拝客で賑わいます。
安志稲荷鳥居前から見る中国道
神崎郡福崎町から国道23号線を宍粟市方面に。中国道を通られている方は大きな赤い提灯を目にされた方も多いのでは。
初詣の様子
参拝の順路ができていた
2021年、以前のお正月には見られなかったコロナ対策の看板と消毒液があちこちに。
例年であれば加茂神社へ参拝一直線コースだったのですが、参拝順路として途中の安志稲荷へ誘導されているようで、通常込み合う三が日ですが待ち時間はほぼなしという状況(2021年1月3日 14時ごろ)
加茂神社前
参道の様子
出店の数は体感としてはあまり変わりませんでした。
加茂神社拝殿近くでは
少し待ち時間がありましたが例年に比べると人も少なくスムーズ。二基目の干支飾りにはお賽銭を放り投げての運試しができます。
また直ぐ下に掲示されている厄年早見表は「今年は関係ない」とは思っていてもついつい見てしまうあるある。
加茂神社拝殿の様子
特に注意書きなどはありませんでしたが新型コロナ対策として参拝者の方がそれぞれひとつ空けて密にならない工夫をされていました。日や時間にもよりますが体感的には例年の十分の一程度の密集具合。
定番のおみくじ
拝殿から左へ。社務所があるのでお守りやお札、おみくじをひくことができます。
社務所で購入できる「おみくじ」は「七福神おみくじ」と天然貴石入りの「幸福おみくじ」の定番の二種類で価格はそれぞれ200円と300円。
過去の様子
納札所
古いお札、お守りはこちらに
安志稲荷神社・加茂神社の見どころ
朱塗りの稲荷大鳥居と提灯
巨大干支
干支飾りは3月末まで設置。
令和4年
2021年の丑(うし)はペロっと舌を出しているのに気がついたのは写真を撮ってからでした。
令和3年
令和2年
弁天社
安志稲荷神社
二基目の干支でお賽銭チャレンジ
二基目の巨大干支がこちらに。お賽銭を干支前の所に入れることができれば縁起がいいということで毎年チャレンジされている方が多いですねー。
願い臼
加茂神社拝殿すぐ左隣にすぐあるのは願い臼。自分の干支が書かれた臼におこころざしを収めて願い事を祈念しながら年の数(数え年)だけ杵でつくというもの。
加茂神社 拝殿
神明社・小笠原神社・金刀比羅社
創立年不詳ですが寿永三年(1184年)には源頼朝が京都の加茂別雷神社(上加茂神社)に神領を寄進したという記録があり、すでにその中に記載されている由緒ある安志加茂神社。別雷神を御祭神とするこちらでは諸災厄除け、開運、商売繁盛などのご利益があるとされています。
神社詳細
神社本社
加茂神社 | 御祭神:別雷神(わけいかづちのかみ) | 鎮座地|兵庫県安富町安志(字宮ノ谷) 407番地 |
摂社
安志稲荷神社 | 御祭神: 宇迦之御魂大神(うがのみたまのおおかみ) |
神明社 | 御祭神: 天照大神(あまてらすおほみかみ) |
小笠原神社 | 御祭神: 小笠原歴代に於いて功績の最顕著な祖宗五人の霊を祀ります |
金刀比羅社 | 御祭神: 大物主神(おおものぬしのかみ) 誉田別神(ほんだわけのかみ) |
COMMENT
「安志稲荷神社・加茂神社で初詣の見所とポイント|姫路市安富町」についての追加情報、感想などをコメントまでお寄せください。