兵庫県福崎町の辻川山公園で、毎日15分おきに池から飛び出し、観光客を楽しませてきた働き者カッパの「ガジロウ」。
過酷な労働環境に耐え抜き、ボロボロになった彼の体を救うべく立ち上がったクラウドファンディングが、8日、なんと目標額の170万円を達成しました!
“お肌の曲がり角”に悩むガジロウ、ついに新調決定!
雨の日も、風の日も、真冬の大寒波の日も、15分おきに池から飛び出すという超過酷な労働を続けてきたガジロウ。
彼の体を支えてきた2号機は限界に達し、皮膚はひび割れ、髪の毛は縮れて抜け落ち、見るも無残な姿になっていました。
このままでは、愛らしいいたずらっ子のガジロウが、ホラーカッパに変貌してしまう……。そんな残酷な未来を食い止めるため、福崎町はガジロウ3号機製作のためのクラウドファンディングを立ち上げたのです。
“愛”が起こした奇跡!23日残して目標達成!
このプロジェクトに寄せられた熱い思いは、福崎町の予想をはるかに上回るものでした。
目標金額170万円に対し、9月8日にはすでに目標を達成!残り23日も残しての快挙です。この日までに、なんと269人もの人々が「ガジロウの皮膚を守れ!」「ボロボロのカッパを救いたい!」と支援の手を差し伸べてくれたのです。
ピカピカのFRPボディで復活へ
これにより、ピカピカのFRP製ボディに、フサフサの髪の毛を備えた、新しいガジロウ3号機が誕生します。
かつて柳田國男が「故郷七十年」で語った「尻を抜くいたずら好きのガタロ(カッパ)」の弟ガジロウ。彼の勤勉さは、まさに福崎町の誇り。
新しいガジロウは、きっとこれまで以上にパワフルに、そして美しく池から飛び出して、私たちを楽しませてくれることでしょう。
新しいガジロウ3号機は、この12月下旬に完成予定です。ますます愛らしく、そしてちょっと不気味なガジロウの雄姿を、ぜひ福崎町まで見に来てください。




































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