市川町立瀬加小学校(せかしょうがっこう)の校章が「セカーマン」に。
卒業生など「瀬加小」出身者であれば「まー、そうなるかもな」と腑に落ちる方も多いかもしれませんが、縁もゆかりもない人にとっては刺さることはない記事なのでそっとページを移動してもOK。
瀬加小学校
一般的に中学校であれば「中」、高等学校であれば「高」の文字を中心部に添え、校名や名勝をシンボリックにデザインした校章を目にした方も多いのでは。
小学校についていえば「小」の文字を校章デザインに採用している学校もありますが、校名を取り入れている学校も多いように思います。
兵庫県まんなかあたりに位置する市川町には「川辺」「甘地」「鶴居」「瀬加」と4つの小学校がありますが、それぞれ校章を見てみると。
市川町内の小学校の校章
川辺小学校は中央に「川」の文字、甘地小学校は「甘小」の文字、鶴居小学校には「小」の文字と鶴がデザインされていることがわかります。
川辺小学校(「川」の文字)
甘地小学校(「甘小」の文字)
鶴居小学校(「小」の文字と鶴)
町内の小学校名を知っていればある程度、どれがどの学校の校章か判断できる範囲。
かわって瀬加小学校の校章はというと。
これ。
初見では絶対「瀬加小学校」と分からない。
まんなかのデザインが「小」を表す、と言えばそう見えなくもないですが、正確には中央に「矛(ほこ)」左右に「勾玉(まがたま)」があしらわれたもの。
義務教育期間で6年間という一番長い小学校生活で、体操服(通学服)や校舎など常に目にする校章。瀬加小出身者であればそのデザインはずっと脳裏に刻まれているのでは。
小学生という年齢でそのデザインが意味するところまでは想像できなくとも、こんなことを思った人はいませんか?
「なんかの顔?」「お面?」
顔に見えてしまうコンセント穴
人間には3つの点が集まった図形を人の顔と認識してしまう「シミュラクラ現象」と呼ばれる脳の働きがありますが、ずっと思っていました。
輪郭のギザギザといい、目(勾玉部分)、鼻筋(矛部分)といい「仮面ライダー○○○みたい」
「セカーマン」爆誕。
そんな抑える気持ちに耐えられなくなったのでしょうか、「セカーマン」が誕生。
伝統ある校章をキャラクター化、となれば一昔前であれば悪ふざけと映ったかもしれませんが「セカーマン」は児童と同じ体操服に身を包み、晴れやかにピースサイン。
子供たちの成長を暖かく見守るヒーローとして佇んでいるのでした。
出身校の校章の思い出やエピソードなどがあればコメントまで。
COMMENT
「校章を擬人化「セカーマン」爆誕。いつかなると思ってた│市川町」についての追加情報、感想などをコメントまでお寄せください。
出身校ですが、なんのマークなんだろう?とずっとおもっていました(iPhone)
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