身近な話題を投稿してみよう!

小春ロードにある、謎のミニ鳥居群が気になる!多可町

小春ロードで謎のミニ鳥居群が気になる!多可町

先日多可町で小春ロード(県道78号)を走っていると、目に飛び込んできた赤いもの。

「なんだか小さい鳥居がいっぱいある!(こういうの↓)」

小春ロードで謎のミニ鳥居群が気になる!多可町

ミニ鳥居のイメージ

地域の「気になる」話題やスポットに目がない「いいものタウン」。

編集部は福崎町商工会館内にあり、さすがに数年もやっていると神崎郡と周辺市町についてはある程度の情報量がありまーす!と言いたいのですがなかなか。今回のミニ鳥居も関心を引くものでこんな感じ。

小春ロードにある、謎のミニ鳥居群が気になる!多可町

小春ロードにある、謎のミニ鳥居群が気になる!多可町

なお、少し進んだ先のラベンダーパーク多可手前にもありました。

小春ロードで謎のミニ鳥居群が気になる!多可町

ラベンダーパーク多可 手前

日本人の感覚としては「鳥居」は神域に通じる境目を表す、神聖なもののイメージがありますが、この一帯になにがあるのか。

鳥居のナゾを調べてみる

まず「ミニ鳥居」で調べてみると、どうやら不法投棄対策で設置されるケースが全国である様子。コンビニなどの駐車場にある場合はまずそのような設置理由。

ねこさん
ねこさん
たしかに「バチあたり」な感じがする

今回のミニ鳥居は見通しのよい道で両脇は山、ということで不法投棄対策なのでは、と考えましたが結論を出すには情報不足。もうすこし調べてみます。

天皇神社

くだんのミニ鳥居群があった場所をマップで確認してみると「天皇神社」が存在することが判明。

兵庫県神社庁によれば読み方は「テンノウジンジャ」、主祭神は「建速須佐之男命 タケハヤスサノオノミコト」。

さてこうなってくると鳥居は不法投棄防止目的の飾りではなく、本来の鳥居としての神域を示すものなのか、とまた疑問が沸いてきます。

多可町に直接聞いてみた

まちづくり推進、観光のことなら何か情報があるのでは、と多可町商工観光課に話をうかがってみました。

うさ
うさ
小春ロードのミニ鳥居ってなにか謂れとか意味とあります?
多可町
多可町
「小春ロード」の鳥居の件ですね、

ちょっとまってくださいね。

すみません、わからないですね・・・。

ねこさん
ねこさん
あ、いえ、こちらこそいきなり聞いてごめんなさい。

小春ロード

多可町と丹波を結ぶ県道78号 丹波加美線、通称「小春ロード」。その途中にミニ鳥居群が現れます。

小春ロード

開通したのは2013年12月。加美区市原、丹治からラベンダーパーク多可がある、轟を越え、清水坂トンネルを潜り抜けると丹波市氷上町三原という小春ロード。

Googleストリートビューでは開通前の画像(2013/09)でしたが当時はミニ鳥居の設置は確認できませんでした。

小春ロードの由来

「春」とは言いつつ、晩秋から初冬にかけての、暖かく穏やかな晴れの日をあらわす「小春日和」。

特に事前情報もなく言葉だけを見ると、「暖かく穏やかな晴れの日」みたいな道?とか考えていましたが、平成25年(2013)冬に発行された「交流会館かどのの郷 かわら版」(丹波市氷上町上新庄)によると。愛称は上新庄出身の森安小春さんにちなんで決定された、ということが記されています。

小春ロードで謎のミニ鳥居群が気になる!多可町

森安小春さん

出身は丹波市氷上町上新庄、4歳の時に現多可町の杉原谷の森安家の幼女に。

山仕事で足を失った養父にかわり、15歳から家計を支え続け、大正時代に「孝子節婦」3人の内の1人に選ばれた女性。

住居跡(多可町加美区市原)には「こはる公園」が整備され、市原村づくり協議会では小春さんの不屈の精神と徳を伝えようと「孝行の里づくり」の一環として1996年から「ちょっと照れくさい孝行のメッセージ」を毎年募集しています。

ミニ鳥居の設置理由を考える

決定的な情報は得られませんでしたが「小春ロード」開通の2013年12月以前にミニ鳥居が確認できないことから、「森安小春」さんにちなんだ小春ロードをいつまでも美しく景観が守られるよう、地元愛に溢れた方が設置されたのだと推察。(ラベンダーパーク前に無ければ天皇神社の線が強め)

設置理由をご存知の方がいらっしゃればコメントまで。

COMMENT

妖精が顔出すパンケーキ専門店「こびとぱん福崎店」
ねこさんの部屋
タイトルとURLをコピーしました