福崎町立福崎西中学校で1月26日、次年度「トライやる・ウィーク」(以下:トライやる)に参加する1年生を対象に、トライやる参加する心構えや働くことの意義を知ってもらおうと町内事業所を招いて「仕事のことを語る会」が初めて行われました。
兵庫県で1998年に県独自の取り組みとして始まったトライやる。
「トライやる」は中学生が職場体験、福祉体験、勤労生産活動など、地域での様々な体験活動を通じて、働くことの意義、楽しさを実感したり、社会の一員としての自覚を高めるなど、生徒一人一人が自分の生き方を見つけられるよう支援するもので6月、11月を中心に各中学校ごとに中学2年生を対象に行われています。
「若い世代に町内企業を知ってほしい、将来的には町内で働きたいと思う人材も育成したい」と、福崎町商工会が総合学習の一環として企画した中学校に協力、町内16事業所が呼びかけに応え参加しました。
参加事業所:
- パナハウスごとう電化
- たべばたけ
- フクダ美容室
- 株式会社マルフク
- 中井綜合印刷株式会社
- 司法書士三輪・大野事務所
- 農家のごはん ことほぎ
- 株式会社 みなと銀行福崎支店
- ゆずり葉
- 福伸電機株式会社
- ウシオ精工株式会社
- 株式会社モリ〔モリ・リフォーム〕
- 株式会社くれよん
- 社会福祉法人ネバーランド福祉会
- 株式会社保険屋本舗.福崎
- 株式会社もちむぎ食品センター
会では班ごとに各事業所にインタビュー。
「やりがいはなんですか」「仕事をする上で大切なことはなんですか」「仕事をしようと思ったきっかけはなんですか」、「材料費はいくらかかっていますか(スイーツショップ)」「作業中に体に電気が流れることはありますか(家電販売・設置)」「一年中ある花、販売している花はありますか(フラワーショップ)」など業種に関わらず共通するものや、突っ込んだものまでさまざま。
なかには「収入はどれくらいですか。(年収,月収,時給)」「社内恋愛のようなものはありますか」「仕事をする中でおもしろいエピソードはありますか」と突っ込んだ質問もありました。
生徒たちは最初は緊張していましたが、会話が進むにつれて距離感が縮まり、笑顔やくだけた話題も出るように。
今回の「仕事のことを語る会」は福崎町で初開催され、「地域とのつながりを大切にし、今後も継続していきたい」というのは福崎西中学校。
参加した生徒たちは、トライやる前に町内企業についてより深く理解する機会となりました。
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