あなたの身近な情報を投稿しませんか?

町制70周年記念 連載 第3回:成熟期のまちづくり!1997年『ひと・ゆめ・まち』に描かれた共生の未来/福崎町

町制70周年記念 連載 第3回:成熟期のまちづくり!1997年『ひと・ゆめ・まち』に描かれた共生の未来/福崎町
知る

平成初期の福崎町は「ひと」が主役のまちへ

2026年に町制70周年を迎える兵庫県福崎町。10周年で「躍進」し、25周年で「成長」した福崎町が、次のステップとして目指したのは、「人々の暮らしの質」を高めることでした。

シリーズ第3回は、町制40周年(1997年・平成9年)を記念して制作された映像『ひと・ゆめ・まち』にスポットを当てます。

この映像は、福崎町が「成長期」から「成熟期」へと移行し、住民の夢と福祉を最優先する、温かいまちづくりを進めていた様子を記録しています。

福崎町民必見!過去から未来へ。町の変遷を巡るタイムトリップ ~ 70周年を力強く迎える「まち」の物語

地域ブランド確立と「快適な暮らし」への投資

1990年代後半の福崎町は、すでに整備されたインフラを活かしつつ、生活環境の向上と、地域独自の魅力を磨くことに注力しました。

町制70周年記念 連載 第3回:成熟期のまちづくり!1997年『ひと・ゆめ・まち』に描かれた共生の未来/福崎町

福崎IC

町の個性を活かす

福崎町特産 もちむぎ麺、もちむぎのやかた: 映像には、地元の伝統的な作物である「もちむぎ」を特産品としてブランド化し、情報発信拠点(もちむぎのやかた)を設ける様子が記録されています。

これは、現在の福崎町の「地域ブランド戦略」の原点と言えるでしょう。

町制70周年記念 連載 第3回:成熟期のまちづくり!1997年『ひと・ゆめ・まち』に描かれた共生の未来/福崎町

スポンサーリンク

住みやすさの追求

広域ネットワーク、市街地整備、下水道の整備: 交通の利便性を維持しつつ、より快適で衛生的な生活を送れるよう、生活インフラの整備が着実に進められていました。

農業集落排水事業: 都市部だけでなく、農業集落にも排水処理を導入する取り組みは、地域全体の環境保全と公平なインフラ整備を目指す、先進的な姿勢を示しています。

スポンサーリンク

映像が映す「住民の声」を活かす試み

映像に登場する「女性議会」は、当時の福崎町が住民の多様な声を町政に反映させようとした、民主的で先進的な取り組みです。

町制70周年記念 連載 第3回:成熟期のまちづくり!1997年『ひと・ゆめ・まち』に描かれた共生の未来/福崎町

また、役場や40周年式典の様子からは、住民と行政が一体となってまちづくりを進めていた、連帯感が伝わってきます。

町制70周年記念 連載 第3回:成熟期のまちづくり!1997年『ひと・ゆめ・まち』に描かれた共生の未来/福崎町

福祉・文化・教育:「ひと」を大切にするまちづくり

タイトルにある通り、この時期のまちづくりは「ひと」が中心です。社会の成熟に伴い、住民の心の豊かさや安心感が追求されました。

安心を支える福祉

デイサービスセンター: 高齢化が進む社会の中で、在宅での生活を支援するための福祉サービスが充実。地域全体で高齢者を支え合う、温かい仕組みが整い始めていました。

町制70周年記念 連載 第3回:成熟期のまちづくり!1997年『ひと・ゆめ・まち』に描かれた共生の未来/福崎町

文化活動の多様化

アマチュアバンドフェスティバル、カルミナ四重奏団(エルデホール): クラシック音楽から住民参加型のアマチュアバンドまで、幅広い文化・芸術活動の場を提供。人々の感性を育み、暮らしに彩りを与えていました。

町制70周年記念 連載 第3回:成熟期のまちづくり!1997年『ひと・ゆめ・まち』に描かれた共生の未来/福崎町

辻川界隈、三木家住宅、移設された柳田國男生家: 歴史的資産を大切に保存し、町のルーツを未来へ繋ぐ拠点として活用。

町制70周年記念 連載 第3回:成熟期のまちづくり!1997年『ひと・ゆめ・まち』に描かれた共生の未来/福崎町

営業していた頃の「松岡百貨店」

「妖怪のまちづくり」の素地となる文化的な土壌が、この時期にしっかりと守られていたことがわかります。

未来を担う子どもたち

田原小学校運動会、ライフ(スーパー): 子どもたちの成長を地域全体で祝い、生活の利便性も高まることで、子育て世代にも優しい町であったことが伝わります。

町制70周年記念 連載 第3回:成熟期のまちづくり!1997年『ひと・ゆめ・まち』に描かれた共生の未来/福崎町

ライフを背景に田原小学校運動会

過去から未来へ!70周年を迎える福崎町の物語

10周年で「躍進」、25周年で「成長」し、40周年で「ひと・ゆめ・まち」を確立した福崎町。

3本の映像のバトンリレーは、町民の皆さんの情熱と努力の証です。

過去の映像で培われた「交通の利便性」「文化の継承」「福祉の充実」という3つの強みは、現在の「妖怪のまち」としての魅力発信や、地域ブランド「もちむぎ」の成功に脈々と繋がっています。

2026年、福崎町制70周年は、この素晴らしい歴史を振り返りつつ、さらに夢と希望に満ちた未来へ向かって、私たちが力強く一歩を踏み出すための絶好の機会となるでしょう

※情報の正確性、出典元の明示、利便性向上のため、当サイトから第三者ウェブサイトへのリンクが含まれることがあります。

COMMENT

毎日の暮らしに彩りを。ギフトショップ「ヒサヤ」
情報掲載
タイトルとURLをコピーしました