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町制70周年記念 連載 第2回:高速道路が開いた未来!1981年『伸びゆくふくさき』が映す大転換期/福崎町

町制70周年記念 連載 第2回:高速道路が開いた未来!1981年『伸びゆくふくさき』が映す大転換期/福崎町
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昭和50年代の福崎町、その変貌は止まらない!

兵庫県福崎町は2026年に町制70周年を迎えます。

前回の10周年記念映像では「躍進」の種を蒔いた福崎町。

それから15年が経過した町制25周年(1981年・昭和56年)に制作された映像『伸びゆくふくさき』は、福崎町が「中核田園都市」へと進化を遂げる、まさに大転換期の様子を記録しています。

町制70周年記念 連載 第2回:高速道路が開いた未来!1981年『伸びゆくふくさき』が映す大転換期/福崎町

英語の授業の様子

この映像からは、交通インフラを最大限に活かし、未来への成長を確実なものにしようとする、力強い町の歩みが感じられます。

福崎町民必見!過去から未来へ。町の変遷を巡るタイムトリップ ~ 70周年を力強く迎える「まち」の物語

交通インフラの完成で「広域の核」へ

この時期の最大のトピックは、高速交通網の整備です。

福崎町は、このインフラを武器に、人・モノ・情報が集まる拠点となりました。

中国自動車道、播但連絡道路: 映像には、高速道路の当時の様子が記録されています。これらの道路が整備されたことで、福崎町は一躍、県内外とのアクセスが格段に向上する「交通の要衝」としての地位を確立しました。

町制70周年記念 連載 第2回:高速道路が開いた未来!1981年『伸びゆくふくさき』が映す大転換期/福崎町

高速バス: 交通網の進化に伴い、高速バスの運行も記録されており、住民の利便性が飛躍的に高まり、都市的な機能を持つようになったことがわかります。

開通間近の町内の主要道路: 外部だけでなく、町内部の道路網も同時に整備。住民の暮らしやすさと、企業活動の効率化を両立させました。

町制70周年記念 連載 第2回:高速道路が開いた未来!1981年『伸びゆくふくさき』が映す大転換期/福崎町

日電手前のライフへ続く道

映像が語る成長への投資

映像には、工業団地の造成・拡幅や、中小企業大学の誘致といった、未来への積極的な投資の様子が残されています。

町制70周年記念 連載 第2回:高速道路が開いた未来!1981年『伸びゆくふくさき』が映す大転換期/福崎町

工業団地の造成・拡幅

単に企業を誘致するだけでなく、地域産業を担う「人材」を育成する場を設けることで、福崎町は自律的な発展を目指していました。これは、今の福崎町の「知」と「技」の文化のルーツと言えるでしょう。

町制70周年記念 連載 第2回:高速道路が開いた未来!1981年『伸びゆくふくさき』が映す大転換期/福崎町

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豊かな暮らしを支える文化・商業・福祉

インフラの整備と並行して、人々の日常と心の豊かさを育む活動も活発になりました。

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活気あふれる商業と農業

銀ビル、ポッポのたこ焼き、ひのーストアの盛況: 地域のランドマークである商業施設や商店の賑わいは、当時の福崎町の消費力と住民生活の豊かさ、活気ある日常を象徴しています。

町制70周年記念 連載 第2回:高速道路が開いた未来!1981年『伸びゆくふくさき』が映す大転換期/福崎町

ねこさん
ねこさん
「銀ビルのポッポのたこ焼き」懐かしすぎ!

イチゴ農家、しいたけ農家、米農家: 伝統的な米作りに加え、イチゴやしいたけといった高付加価値の農業にも挑戦。産業の多角化を進めていたことがわかります。

町制70周年記念 連載 第2回:高速道路が開いた未来!1981年『伸びゆくふくさき』が映す大転換期/福崎町

町のルーツと精神を未来へ

福崎町立柳田國男・松岡家記念館: 日本民俗学の父・柳田國男の生誕地として、町の文化的アイデンティティを確立。歴史を未来へ繋ぐ拠点として、この時代に誕生しています。

町制70周年記念 連載 第2回:高速道路が開いた未来!1981年『伸びゆくふくさき』が映す大転換期/福崎町

八千種慰霊碑での戦没者供養の慰霊祭: 過去への敬意を払い、平和を願う精神が、この「伸びゆく」時代においても大切にされていました。

町制70周年記念 連載 第2回:高速道路が開いた未来!1981年『伸びゆくふくさき』が映す大転換期/福崎町

サルビア会館での生活の学習の様子、同和教育研究大会: 住民の学びの機会を重視し、社会教育にも積極的に取り組んでいたことがわかります。

町制70周年記念 連載 第2回:高速道路が開いた未来!1981年『伸びゆくふくさき』が映す大転換期/福崎町

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70周年へ繋がる「未来を見通す力」

1981年『伸びゆくふくさき』は、福崎町が「目の前の利便性」だけでなく、「将来の安定と発展」を見通す確かなヴィジョンを持っていたことを示しています。

町制70周年記念 連載 第2回:高速道路が開いた未来!1981年『伸びゆくふくさき』が映す大転換期/福崎町

交通インフラの完成を単なる通過点とせず、産業、教育、福祉へと発展を波及させた力強い歩みこそ、現在の「妖怪のまちづくり」や地域ブランド「もちむぎ」の成功へと繋がる、福崎町の「未来創造力」なのです。

次回は、この成長をさらに進化させた1997年(40周年)の『ひと・ゆめ・まち』に焦点を当てます。

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