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【市川町】一粒百行(いちりゅうひゃくぎょう)|瀬加の地で米に向き合い、米を想う。

グルメ

喫茶かよ
喫茶かよ
近くですごい米を作ってる人がいるんですよ✨

と、市川町上瀬加の”喫茶かよ”にて。

すごい米?

なんでも何種類ものお米を作っていらっしゃるとか。

喫茶かよ
喫茶かよ
こんな感じでお米を販売もされていますよ。

ねこさん
ねこさん
え?なんかオシャレですねー。はじめて見ました。

うーん。これはお話を是非きかねば。興味が湧いてしまったのですぐに直行。

市川町下瀬加へ

「一粒百行」と書かれた立派な看板を発見。

聞いた話をもとにお訪ねしたところ稲を刈り取る大きなコンバイン。この「一粒百行」を手がけられているのは市川町認定農業者の長尾 光弘さん。

認定農業者とは

農業者が農業経営基盤強化促進基本構想に示された農業経営の目標に向けて、自らの創意工夫に基づき、経営の改善を進めようとする計画を市町村が認定し、これらの認定を受けた農業者に対して重点的に支援措置を講じようとするものです。(農林水産省

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長尾 光弘さん

長尾さんはサッカー選手としてセレッソ大阪の前身となったヤンマーでご活躍された後、「農業で地域と人のために」という想いから家業の農業を引き継ぎ認定農業者となられた経歴の持ち主。

長尾さん
長尾さん
「都道府県毎に決められている産地品種銘柄」。指定銘柄品種だけがその土地の美味しい米か?と聞かれたらそうは思えない。もっといいお米もあるはず。

※産地品種銘柄以外の米については一般的に流通させる場合「その他」と表示し、品種名は表示できない

瀬加(市川町)産のお米をもっと知ってもらうために「一粒百行」というブランド名で産地品種銘柄以外も含んだお米の食べ比べセットを考案されたそう。
ちなみに兵庫県の米の産地品種銘柄は「コシヒカリ」「キヌヒカリ」「きぬむすめ」「ヒノヒカリ」。

長尾さん
長尾さん
今年は「コシヒカリ」「あきたこまち」「キヌヒカリ」「あきさかり」「ニュウヒカリ」「姫ごのみ」「ヒノヒカリ」「にこまる」から6種をセット。収穫後のセットになるので11月初旬ぐらいから出せると思うよ。

ちなみにこちらはそれぞれ2合ずつ真空パックされたもので2500円。

長尾さん
長尾さん
食べ比べて頂いて「このお米がまた食べたい」と銘柄を言って頂けるとありがたいですね?

地域と

8町(79338.8㎡)あるという田んぼを管理しながら「まだまだすごい人いますよ。」と長尾さん。高齢化で稲を刈る人手もない、という話があればコンバインを駆り出し、手伝われることも。

刈り入れ、収穫

長尾さん
長尾さん
自分が作った米は全てどの田んぼでどう作ったか判る。生産者のひととなりが見える米を作っていきたいんですよ。
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見てく?ピザ窯。

長尾さん
長尾さん
あ、窯見てみる?ピッツァ(ピザ)の窯。

え?ピザ窯?

お米のお話を中心にお聞きしていたのでピザという単語を理解するのに少し時間がかかってしまいました。

ねこさん
ねこさん
ご自宅の庭には立派なピザ窯が。2年ほどかけて手作りしたという窯を使って将来的にはピッツァ体験の提供も考えられているとか、いないとか。時に知人の方とピッツァパーティーをされているそうです✨

気さくにお話を頂きました。

一粒百行(いちりゅうひゃくぎょう)

古来「米の一粒が作られるまでに百の作業が必要」ということを表した言葉。

田を起こし、生き物を育み土地を育み米を作る。「農業で地域と人のために」。いいお米を作るためには手間ひまを惜しんではならない、という信念を表した言葉でもありました。

お問合せ

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※記事は2018/10/02時点のものになります。最新情報、詳細についてはお問合せ先までご確認ください。

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