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一期一会の情景。姫路市立美術館で「霧の彫刻」クロージングイベント開催

姫路市立美術館
イベント

姫路市立美術館前庭で開催中の「白鷺(しらさぎ)が飛ぶ 霧の彫刻 #47769」」のクロージングイベント「Yohaku(余白)」の開催が決定。

「身体との対話」をテーマに掲げ、霧の彫刻が内包する身体性に焦点を当てます。

霧のレイアウトは、本パフォーマンスのために再構成され、特別に中谷氏自身が霧の動静をライブでコントロールします。

「霧の彫刻」と平井優子氏の即興による身体表現が、双方向に影響しあい、生み出される一期一会の情景をお楽しみください。

開催日は令和5年(2023)3月12日(日曜日)で、午後2時から3時と、午後5時30分から6時30分に、姫路市立美術館の前庭で開催されます。観覧料は無料。

パフォーマンスには、中谷芙二子氏と、ダンサー・振付演出家の平井優子氏が出演します。

中谷芙二子氏は、1933年に北海道札幌市で生まれ、メディアアートを先導した日本のアーティストの一人であり、「霧の彫刻」を世界中で80以上制作しました。

平井優子氏は、日本女子体育短期大学舞踊専攻卒業後、フランス政府給費留学生としてCDCN Toulouse-Occitanieの研修生となり、日本国内外で幅広く活躍中。

「「霧の彫刻」と平井優子氏の即興による身体表現が、双方向に影響しあい、生み出される一期一会の情景をお楽しみください。」、と姫路市立美術館。

《霧の彫刻》は、純粋に水のみを用いて人工的に発生させた霧で、その発生の方法や舞台は中谷氏による入念なプランニングに基づきデザインされます。一方で、一度発生した霧はその時、その土地の気象に機敏に反応してかたちを変えます。いわば、大気による彫刻、変化する環境そのものです。また、自然に挑みながら自然に委ねていくという意味で、人と自然の協働ともいえます。中谷氏の父は、世界で初めて人工雪の結晶を作り出したことで知られる物理学者・中谷宇吉郎氏であり、自然環境への芙二子氏の関心は、この父の影響が大きいとされています。(姫路市立美術館より)

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